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中川清徳のブログ
2019年
6月11日
カテゴリー

 【賃金】出張命令に反して社内で仕事をした場合の賃金は?

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【セミナー副題】
・家族手当をパートにも払う時代がやって来る?
・迫られる「手当」と「基本給」見直し
・働き方改革関連法案が成立したことへの対応

さて、「同一労働同一賃金」を争点にした最高裁判決が出ました。
「定年後の継続雇用の賃金を下げる、非正規従業員の賃金格差」が違法か
どうかの判決です。
争点は諸手当でした。
そこで示された判決から従来の考えを改める必要がでてきました。
正規と非正規との間の「均等待遇」と「均衡待遇」の実現が今後の課題に
なりそうです。
それにより、諸手当の見直しが話題になりそうです。

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳  2019年6月11日号   VOL.4134
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[松下幸之助の名言|まず自分の腹を満たしてから、他に与える活動をする]
(続きは編集後記で)

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 【賃金】出張命令に反して社内で仕事をした場合の賃金は?
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   A君が出張を拒否しました。
中川:どうしてですか?
社長:訪問するお客が嫌いだからというのです。
中川:困りましたね。
社長:さらに困ったことに出張すべき当日に出社して仕事を
   しているのです。
   当日の労働は業務命令違反なので賃金は払わなくてもいいの
   ではと思います。
   でも、現実に一日働いていますし、残業までしています。
中川:で、当日はだれが出張したのですか。
社長:急に行かないと言い出したので、お客には日程を変更
   してもらいました。
   今度はB君を行かせます。
中川:信用をなくしましたね。
社長:そうです。
   で、言うことを聞かないで勝手に仕事をしているので
   その日は給料を払いたくありません。
   払わないと違法ですか?
中川:いいえ、違法ではありません。
社長:その説明を聞いてホッとしました。
   でも、どうして働いているのに給料を払わなくても
   違法ではないのですか?
中川:会社は当日は出張を命じました。
   分かり易く言うと「出張」という労働力を注文したのです。
   しかし、「内勤」という労働力を届いたのです。
社長:つまり、注文した商品ではなかったので受取拒否をすると
   いうことですか?
中川:ピンポーン!
   そのとおりです。
社長:なるほど。
   これでスッキリしました。
中川:たとえば、会社が業務命令をしていない残業については
   残業代を払う必要はありません。
   それと同趣旨のです。
社長:わかりました。
中川:以上が法律論です。
   しかし、A君が出張を拒否すると言うことはよほどの理由が
   あるかもしれませんね。
   本人の言い分をよく聞くことですね。
社長:それが大切だと思います。
   上司の課長に指示をだしています。
   
(中川コメント)
 本日の記事は「水道機工事件 最高裁 昭60.3.7」を参考にしました。
水道機工事件は労働組合が外勤出張拒否闘争をしていたことによる
事件でした。賃金を払わないとした会社が勝ちました。
労働者は合理的な理由がなければ業務命令に従う義務があります。
事業主は労働の対価として給料を払う義務があります。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
このメールに返信メールで御願い申し上げます。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。
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    編集後記      
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[ピーター・ドラッカーの名言・格言|時間管理こそすべて]
時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理する
ことはできない。
Time is the scarcest resource, and unless it is managed, nothing
else can be managed.
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