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中川清徳のブログ
2021年
10月17日
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接待時間も労働時間として過労死認定された

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2021年10月17日 VOL.5016
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プロスペクト理論(損失回避性)

(続きは編集後記で)

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接待時間も労働時間として過労死認定された
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。

中川:社長は接待が多いですか?

社長:営業部長が接待をしています。
   私はほとんど出席しません。

中川:営業部長の携帯電話はどうなっていますか?

社長:管理職以上は常に携帯電話の電源を切らないよう義務づけ
ています。
   管理職以上は24時間体制で臨むべきだからです。

中川:接待が多く、携帯電話で24時間待機状態だと長時間労働の
   可能性がありますね。

社長:当社の部長は管理職なので残業代はつけていません。
   何か問題がありますか?

中川:残業代の不払い事件ではなく、接待時間も労働時間だと
認定して過労死が認定された事件があります。
   
社長:え?
   接待ゴルフをしている時間も労働時間なのですか?

中川:過労死と認定された事件は事務所の所長でした。
   飲酒は苦手なのですが、情報収集や仕事の打ち合わせの
ために夜の接待に出席していました。

社長:飲酒が苦手で接待はつらいですね。
   接待をしなければならない状態だったのですか?

中川:接待の内容は次のようなものでした。

   1.顧客との良好な関係を築く手段として行われていた
   2.会社が協力会社に取引を獲得ないし維持するため、
     工期の短い工事等の無理な対応をお願いする立場で
あった
   3.付き合いのある人脈を利用して営業の情報を収集したり、
     根回しをし、そのために顧客とコミュニケーションを
とることによって問題の解決に当たっていたこと
   4.所長として必要と判断したものであって,会社にとって
有益で,必要な業務の一部であった
   5.後任の所長もその職責を全うするため重要であると
認識していた
   6.接待費は会社負担であったこと

社長:うーん。
   これは仕事そのものですね。

中川:そうですね。
   しかも、携帯電話を常時待機状態にしておかなければなら
なかったのです。

社長:で、どのくらいの残業時間だったのですか?

中川:死亡前6ケ月の時間外労働時間は63~81時間でした。
   労働時間を算定する上では、接待のための時間も労働時間に
カウントされました。

社長:では、今後は当社も接待時間も労働時間としなければなら
ないのですか?

中川:上記の事例は特殊な裁判例です。
   一般的な接待は労働時間としては認められません。
   今回ご紹介した事件は労働基準監督署長は接待時間は労働
時間ではないとして労災を認めませんでした。
   それで奥さんが訴訟を起こしたのです。

社長:うーん。
   普通は、接待は労働時間ではないのですね。

中川:そうです。
   しかし、この事例を参考に管理職の労働実態を把握しておく
ことです。
    一か月に80時間以上の時間外労働がある場合で、死亡した
場合は労災認定される可能性が高いのです。

社長:わかりました。


(中川コメント)
今日の記事は「ノキアジャパン事件 東京地裁平成23年11月10日
判決)を参考にしました。
内容によっては接待時間も労働時間となる可能性があります。
あなたの会社の管理職の接待の実態を把握していますか?

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編集後記      
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プロスペクト理論(損失回避性)

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