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賃金制度診断
「継続は力なり」はウソです

「継続は力なり」といいます。
繰り返し、同じことを3年、10年と続けていればそれが大きな成果を生むということです。
美しい言葉ですね。
努力をして苦節30年、この人を見よと大勢に方から尊敬を受けている方がたくさんいます。

たしかに、続けているとある水準に達することは達するでしょう。
ご存じでしょうか?ゴルフのトッププレーヤである石川遼にコーチがいることを。
プロ野球もそうですね。高校野球、大学野球でずば抜けた素質と実績のある選手がプロの道に進みます。
子供の頃から天才と言われた選手達。
でも、プロ野球にはコーチがいます。
天才と言われた選手にもちゃんと指導者がいるのです。

中川は、小学校、中学校の運動会が大嫌いでした。
それは走るのが遅かったからです。
一度も4位以上になったことがありません。自慢できませんが運動神経は鈍いのです。
運動神経が鈍い中川が、ゴルフのコースに出て2回目で100を切ったと言うことは奇跡に近いのです。
その後、ついに80台でラウンドするようになりました。
自慢できる水準ではありませんが、アマチュアで80台はまあまあです。

中川は運動神経が鈍いことが分かっています。
ゴルフは止まったボールを打つのですが難しいスポーツです。

「継続は力なり」は本当でしょうか?
運動神経の鈍い中川が「継続は力なり」を信じて、我流で練習をしていれば一生100を切ることはなかったと思います。
「継続は力なり」といいますが、我流で継続しても、天才でない限り悪いクセがついてかえってマイナスになり、死ぬまでチョコレート献上者でありつづけていたでしょう。

ゴルフのとっかかりは上司から業務命令に近く無理矢理にさせられたものです。
「○○日にはコースに行くぞ」と1ヶ月足らずの期限付きで決められました。
そのため、「なにくそ、ここで恥をかくわけにはいかない」なんて今思えばかわいい反発心がわきました。
仕事が終わってから密かにゴルフ練習場に行き「○○日にはコースにでなければならない。今日から毎日練習にくるから教えて欲しい」と頼み込みました。
練習場の親父さんは気持ちのいい人で「よっしゃ、まけせとき」と文字通り手取り足取り教えてくれました。
少ない小遣いをゴルフの練習に全部使いました。
それからも継続的にその親父さんに教えてもらい練習を続けました。
最初は上司にチョコレートを献上していましたが、ほどなく上司は良いお得意様となりました。
上司の悔しがる姿を見て中川は心の中で叫びました。「継続は力なり」と。

長々と中川の自慢話におつきあいをいただき、すみません。
何が言いたいかといいますと、「継続は力なり」には前提条件があるということです。
ちゃんとしたことを継続すればちゃんと結果がでる。
しかし、間違ったことを継続すると結果が出ないばかりか、場合によっては取り返しのつかなくなることがあると。

会社のコストでもっとも高いのが人件費です。
その重要な賃金の決め方が我流であるとどうなるでしょうか?
経営者は悩み、従業員は文句をいい、それをいたずらに繰り返していると、社長も従業員も不幸です。

このさい、プロに賃金制度の診断を受けて、あなたの会社の賃金制度は良いのか改善点があるのかを見極めることをお勧めします。
プロの診断を受け、正しいのであれば継続が力になるでしょう。
間違っていたら、軌道修正をして継続するとより良くなるでしょう。

賃金制度について多くの経営者がお困りの内容は次のようなものです。

  1. 年功序列になっているが、その原因が良くわからない
  2. 世間相場と比べてうちの賃金は高いのか低いのかわからない
  3. 社内バランスが取れていないような気がするがよく分からない
  4. 手当がたくさんあるが、それでいいのか分からない
  5. 評価制度がうまく機能していない
  6. 賃金規程に不備があるので法律を遵守した規程を作成したいが、どうしたらよいか分からない

賃金制度は100社あれば100通りの賃金制度があります。
よその会社のモノマネではなく、自分の会社にいかに適合しているかが最も重要なことです。そのためには、自分の会社の賃金制度の問題点をはっきりさせることです。
賃金制度診断は次のような内容です。

  • 社員構成の特長、特色について診断します。
    労務構成とは年齢、勤続および定着率です。
  • 月収、年収が世間相場と比較してどうなっているのか一目で分かるグラフを作成し診断します。
  • さらに、個人別に診断します。
    Aさんは世間相場の上の水準であり、Bさんは相場並でありCさんは世間相場より低いというように、個人毎の比較をし、一覧表にします。
    一覧表を見た経営者は言葉を忘れてジッと見つめます。衝撃的な表のようです。
  • 賃金は社員間のバランスが大切です。
    月収、年収のバランスがどうなっているか一目で分かるグラフを作成し診断します。
    この診断で、うちのどの社員が問題かが明確になります。
  • いろんな手当がありますが、それらが必要かどうか、手当の金額水準が妥当かどうかを診断します。
  • 評価制度のしくみについて診断します。
    どうもおかしいと感じていたことをずばりと指摘され、「やはりそうか」と疑問点が解消されることが多く、好評の診断項目です。
  • 新賃金制度を作るにあって、今後、なにを目指せばよいのかの方向性を示します。
  • 診断書はカラーで、見やすく、わかりやすい構成になっています。
    30ページ以上になります。

診断書は読むだけでも分かるように作成しますが、文字だけでは書き表すのに限界があります。
診断書を作成のうえ、直接御社にお伺いしてご説明します。
遠隔地(関東を除く地域)の場合は、電話(電話代は弊所負担)で直接ご説明します。
遠隔地でもご希望があれば訪問説明をします。
その場合、別途日当と交通費が必要になります。

賃金制度診断 詳細
診断の流れ
  1. 現在の賃金データをエクセルでご開示ください。
    不明な点は電話あるいはメールで事前確認します。
  2. いただいた賃金データを元に、弊所で診断書を作成します。
  3. 御社にお伺いして、診断内容についてご説明します。
    遠隔地(関東を除く地域)の場合は、電話(電話代は弊所負担)で直接ご説明します。遠隔地でもご希望があれば訪問説明をします。その場合、別途日当と交通費が必要になります。
診断ご説明日程
御社のご要望に応じます。
お申し込みをされたら、弊所より診断の日程等についてご連絡申し上げます。
診断ご説明時間
ご説明には約2~3時間程度かかります。
場所
御社の会議室かご指定の場所 ※ホワイトボードかスクリーンが必要
プロジェクターは弊所が持参しますが、お持ちであればご提供ください。
対象者
社長または人事労務担当責任者の方の出席が必須です。
参加人数に制限はありません。
コンサルタント
中川清徳 (中川式賃金研究所 所長)
診断料
  • 診断料 20万円(税別)
    +関東以外の地域で、訪問をご希望の場合交通費実費と日当

※請求書は後日郵送します。

その他
お申し込みが多い場合はお断りすることもあります。

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