【人事制度】執行役員の是非
◆─────────────────────────────────◆
■ パートの賃金制度セミナー
【東京】セミナー開催日 4月20日(金)14時~16時30分
◆─────────────────────────────────◆
パートの賃金制度を研究しませんか?
→ http://nakagawa-consul.com/000055.html
☆★☆―――――――――――――――――――――――――─―――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年3月25日号 VOL.1091
――――――――――――――――――――――――――――――――――
白髪は抜いたら増えると言いますが、本当ですか。
(続きは編集後記で)
◆────────────────────────────────◆
【人事制度】執行役員の是非
◆────────────────────────────────◆
中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
読者から質問があるそうですね。
中川:匿名希望さんからです。
(引用開始)
日頃は経営情報などをご送付頂き、本当に有難うございます。
さて、本文中の2)身なりには無頓着な社長も...しかし、会社もだんだ
んと大きくなり、お付き合いする会社も大きくなると、それなりの身な
りも必要になる。
とありますが、これは会社の内部体制にも通じることではないかと思い
至った次第です。それは、大手取引先の担当者に対し、こちら側があま
り差がある職制名ではバランスが取れない、失礼にあたるのではないか
と日頃懸念しておりました。そこで、最近良く目にします執行役員制度
を導入したいと思うのですが、中小企業におけるメリット、デメリット
を教えて頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。
(引用終わり)
社長:分かります、この気持ち。
執行役員制度はどうですか?
中川:社長はどう思いますか?
社長:執行役員は取締役のなかから実務担当の人を選任するという
感じでとらえています。
中川:それが一般的でしょうね。
しかし、取締役でない執行役員も選任できますよ。
社長:そうなんですか?
役員と名がつくのですから、取締役だと思っていますが。
中川:だれが決めたのですか?
社長:いや、何となく...。
中川:別に法律では定めていません。
大企業では取締役から執行役員を選任することがありますが、
中小企業の場合は部長で優秀な人を選任することを推奨して
います。
社長:ということは、部長より上位、取締役より下位ということですか?
中川:ピンポーン!
社長:で、そのメリットとデメリットは何ですか?
中川:本人からみたメリットは、雇用が守られることです。
もし、取締役になると労基法が適用されませんので、いつでも
解雇されるリスクがあります。
社長:なるほど。
他にメリットはありますか?
中川:本人は「役員」と呼ばれ気分がよいのでヤル気が生まれます。
社長:たしかに、役員という名がつきますからね。
中川:そうです。
執行役員という肩書きの名刺を出すと、取締役と勘違いされ
相手の応対が丁寧になる可能性もあります。
社長:他にメリットはありますか?
中川:労災保険や雇用保険が適用されます。
社長:では、デメリットは何でしょう?
中川:取締役より年収が低いことでしょう。
社長:それはしょうがないですね。
でも、部長よりは年収が高くなるのでメリットかも。
中川:そうですね。
社長:ということは執行役員はメリットが大きくデメリットが少ないのですね。
中川:そのとおりです。
中小企業は取締役に任命しないで、執行役員にすることを推奨しています。
(中川コメント)
中小企業のオーナー会社は身内以外は取締役を任命しないで執行役員の任命
が良いと思います。
紙面では限界がありますので、詳しくは下記のセミナーで確認してください。
オーナー会社のための「役員・幹部の処遇のコツ」セミナー
http://nakagawa-consul.com/000045.html
今日はここまで。では、またあした。
◆─────────────────────────────────◆
ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
◆─────────────────────────────────◆
ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
→ http://form.mag2.com/stewiobour
◆─────────────────────────────────◆
【無料】 月刊「ピカイチ情報通信」を無料でお送りします
◆─────────────────────────────────◆
「ピカイチ情報通信」を月間で発行しています。
貴重は情報をありがとうと言われ、ついつい張り切ってしまいます。
日刊メルマガとはひと味ちがった情報をお届けしています。
読者の方で、月刊「ピカイチ情報通信」を会社に送って欲しいかたは
下記より申し込んでください。
→ http://form.mag2.com/goslathiui
今、お申し込みをいただきましたら、最新号からお届けします。
最大1ヵ月お待ちいただくことがあります。
コンサルタント、社会保険労務士、税理士の方はお断りします。
◆─────────────────────────────────◆
編集後記
◆─────────────────────────────────◆
白髪は抜いたら増えると言いますが、本当ですか。
かつらの最大手であるアデランスに聞きました。白髪は抜いたら増える
というのは、全くの俗説だそうです。髪の毛の色は、毛根で作られるメラ
ニン色素の量によって決まります。この色素の量が多ければ黒色の毛にな
り、少なくなるに従って茶色、金色と薄くなっていきます。そして何らか
の理由で色素が作られないまま生えてきた毛が、白髪になるのです。
一度色素を作らなくなった毛根からは、次も同じように白髪が生えてき
ます。このように同じところからまた生えてくるので、増えていると感じ
るのかもしれません。また、髪の毛を無理に抜くのは、頭皮や毛穴に負担
をかけるので良くないそうです。ちなみに日本人の平均的な白髪の発生年
齢は男性34歳、女性35歳で、頭の半分が白くなるのは男性55歳、女性54四
歳と言われています。
(雑学特ダネ新聞 より)
では、また明日お会いしましょう!!
◆─────────────────────────────────◆
ご注意
◆─────────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。
◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ qwk01012@nifty.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
☆Facebook http://www.facebook.com/profile.php?id=100003506067345
◆─────────────────────────────────◆