【雑談】内発的動機付け理論

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2012年5月16日号   VOL.1134
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「がたがくる」

(続きは編集後記で)

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 【雑談】内発的動機付け理論
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   社員のヤル気はどうしたらでるのでしょうか?

中川:それが分かれば苦労はありません。

社長:なにかヒントはありませんか?

中川:人はお金だけではヤル気がでないのです。

社長:でも、たくさん給料をもらえばヤル気がでると思いますが。

中川:少なければ文句がでますが、いくらたくさん給料をもらっても
   ヤル気がでるとは限りません。

社長:そんなもんですか。

中川:デシ(人名)の「内発的動機付け理論」というのがあります。

社長:へえ、初めて聞きます。
   どんな理論ですか?

中川:仕事に自由度があると満足度が高くなります。
   逆にあれをしてはダメ、これをしてはダメと規制があると
   満足度が弱まるのです。

社長:自分の意思で仕事ができると満足度が高まり、ヤル気が起きる
   というのですか?

中川:そうです。
   たとえば、趣味をしているときは自分の自由度が高いですよね。
   だから、時間を忘れて没頭します。

社長:やる気満々ですね。

中川:しかし、趣味を他人からああしろ、こうしろと指図されると
   イヤになりますよね。

社長:仕事でも同じことなのですか?

中川:そうです。
   社長のように仕事が趣味という人は一年中、夜も仕事をして
   います。

社長:うーん。
   そうしなければ会社がつぶれるかもしれないという恐怖感が
   あるからです。

   しかし、いわれてみると仕事自体がおもしろいからですね。

中川:仕事をしているとき、ご自分の報酬額を思い出しますか?
   
社長:時には、他の社長と比べたら低いと思うことはありますが、
   仕事をしているときは報酬は考えませんね。

中川:というとです。
   給料をたくさん出せば社員がヤル気になるというのは幻想です。
   それより仕事がおもしろいか、満足度が高いかでヤル気が
   起きるのです。
   仕事がおもしろい、満足度が高いと感じるのはその仕事に
   対する自己決定度が高い場合です。
   これを「内発的動機付け理論」といいます。

社長:具体例はないですか?

中川:ある小売業では店先で接客するアルバイトに商品の仕入れを
   任せています。

社長:それは自己決定度が高いですね。

中川:だから、仕入れた商品を熱心に販売するのです。

社長:なるほど。
   それがヤル気の元なのですね。

中川:「内発的動機付け理論」は実証調査で実証されています。

   
(中川コメント)

 「内発的動機付け理論」はお金や名誉という外的報酬でなく、
仕事そのものに惚れ込んでやる内的報酬が満足度が高まるという
ヤル気の理論です。
自己決定度の感覚が高まれば満足度が高まるというのです。

 大変シンプルに書きましたので、詳しい方から間違いと指摘されそうです。
中川の理解力が低いのでご容赦ください。
このような紹介をすることで、研究のヒントになれば幸いです。

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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「がたがくる」

 人間であろうと機械であろうと、使い古せばどこか調子が悪くなる。
そんなときに「がたがきた」と表現する。

 じつは、仏教の言葉に由来している。
がたぴしとは、「我他彼此」、つまり「我」と「他」、「彼」と「此」
が調和することなく存在している状況である。
 この「我」と「他」をとって「我他=がた」。ここから、ばらばらに
なって壊れかかっている状態を「がたがきた」と言うようになったのだ。

(日本語のマル得雑学 知的生き方文庫より)

では、また明日お会いしましょう!!

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