【退職】退職願と退職届の違い

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くありません。
本当に必要なのかと思いつつ、しかし誰に相談したらよいかわからないの
で、ついつい先送りしてしまいがちです。
先送りする理由は、複数の保険会社と付き合いがあり、どの保険会社に相
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2015年5月9日号   VOL.2253
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自民党、民主党、共産党...なぜ日本には政党が多い?

(続きは編集後記で)

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 【退職】退職願と退職届の違い
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中川 こんにちは。

社長 こんにちは。
   今日は退職願と退職届の違いについて質問をします。

中川 何が知りたいのですか?

社長 退職願と退職届はどちらが正しいのか知りたいのです。

中川 社長はどちらが好きですか?

社長 退職願です。

中川 どうしてですか?

社長 退職届は一方的に辞めてやるというように感じます。
   退職願であれば、引き留められたら考え直すという意味がある
   ように思えるのです。

   だから、退職願がいいと思うのです。

中川 なるほど。
   退職願がいいですか。

社長 え?ダメそうな口ぶりですね。

中川 法的にはどちらも大差ありません。

社長 どちらでもいいのですか?

中川 はい、どちらでもいいです。

社長 その理由は何ですか?

中川 監督署は形式よりは実態を重視します。
   
   たとえば課長という肩書きをつけていても
   実際は係長程度の仕事であれば管理職としては
   認めないというようにです。

社長 実態で判断するとはどういうことですか?

中川 退職届や退職願の提出状況により判断されます。

社長 難しいことになりましたね。

中川 ポイントは、退職受理の権限をもった者が受理しているか
   どうかです。

社長 ますます難しくなりましたね。

中川 そうです。
   奥が深いのです。

   単純に言いますと、退職届や退職願を人事権を持った人が
   受け取ったら退職が成立ということです。

社長 で、人事権を持った人とは?

中川 これがまた難しいです。
   単純に言えば管理職、もっと具体的に言えば課長です。

社長 では、課長が受け取るとその時点で退職が成立と言うことですね。

中川 そうです。
   ただし、分かりやすくお話しをしているので、
   表現は正確ではありません。

社長 そうですか。
   実務的にはどうしたらいいですか?

中川 退職願でいいでしょう。

社長 わかりました。

(中川コメント)

退職届は一方的な雇用契約解除であり
退職願は合意契約解除という意味合いがあります。

そのような微細な差を気にしないで、
本人が退職の意思表示をしたら退職を受理することです。

受理をするとは退職届や退職願が提出されたら
すぐに総務部へ連絡、経営トップに連絡をすることです。

権限のない者が机の中に放置していると退職を受理したことに
なりませんのでトラブルのもとになります。

中川の経験では退職の意思表示をした人を説得して
残ってもらったことがありますが、ヤル気がないし
数ヶ月後にやはり退職の意思表示をされたことがあります。

異論はあるでしょうが、退職の意思表示をしたら受けるのが
良いでしょう。

今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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自民党、民主党、共産党...なぜ日本には政党が多い?

 日本には自由民主党をはじめ、公明党や民主党、日本共産党、社会民主
党、そして比較的新しいところではみんなの党、生活の党などの政党があ
る。

 ところで、この「政党」とはそもそも何なのだろうか。政党(政治)の
はじまりをひも解いてみると、17世紀のイギリスに行き当たる。

「ピューリタン革命」と「名誉革命」という2つの市民革命を経験したイギ
リスでは、「国王は君臨すれども統治せず」という存在となり、貴族や地
主に支
持されるトーリー党と、商工業者に支持されるホイッグ党が議会に誕
生した。

 日本では、1922年に共産党が結成され、1955年に自民党、そして1964年に
なると公明党が誕生している。

 新党が発足する時、そこには必ず結党の理念がある。つまり、どういった
主義や主張で政策を実現させようとするかという基本的な考え方である。

 その同じ理念を持った議員の集まりが政党なのだ。理念と共に党の要とな
るのが、「綱領」である。

 これは、いわば党の憲法にあたるもので、党が立案する政策や方針などは
これを基本にして打ち出される。

 だが、最初は同じ理念を持って集まった者向士でも、長く政治に携わって
いるうちに自分の目指すものと党の政策との間にズレが生じることもある。

 そんな時、同じ理念をもっ国会議員が集まって新党が結成されるのだ。

 だが、国会議員の全員がどこかの党に所属しているのかといえばそうでは
ない。どこの党にも所属せずに活動している無所属議員もいる。

 ただ、日本のような議会制民主主義の国家では、議案を議決するのに過半
数以上の議員の賛成が必要になる。

 やはり、1人で頑張るよりも、同じ主義と主張を持つ議員同士が集まった政
党のほうが議案を通しやすく、政権も握りやすくなるのだ。

(大人の常識力大全 青春出版社刊より)

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