【研修】送り出すときは動機付けしよう

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2016年11月12日号 VOL.2892
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願い
(続きは編集後記で)
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 【研修】送り出すときは動機付けしよう
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中川 こんにちは。
   入社5年目までを対象にした3時間のセミナーに参加しました。
社長 それは新人教育ではありませんか。
   よく参加できましたね。
中川 そうですね。
   会場は若い男女が多いのでチラシを読み直したら、
   入社5年目までを対象と書いてあって
   場違いなところにきたなと思いました。
社長 それで入場できたのですか?
中川 もちろん、事前に申し込みをしていますので。
社長 年取った新人がいるのだなぁと思われたでしょうね。
   異様なのは若い男女ではなく、中川さんではないですか。
中川 面目ない。
社長 どんなセミナーだったのですか?
中川 「ディズニー流仕事を楽しむ方法」についてで
   元アルバイトだった人が講師です。
社長 ほう、おもしろそうですね。
   で、何に気づいたのですか?
中川 参加人数はおおよそ80人です。
   驚いたのはメモをとっている人がいないのです。
   
社長 そのセミナーは何時からですか?
中川 14時から17時です。
社長 じゃあ、勤務中ですね。
中川 そうなんです。
   会社の制服を着た女性もたくさんいました。
   勤務中ですね。
社長 メモをとらないのはどうしてですか?
中川 中川が質問をしたいくらいです。
   中川は8ページもメモを書きました。
   参考になることがたくさんありました。
   だからメモをとらないのは不思議です。
社長 ノートは持ってきているのですか?
中川 そこです。
   机の上には、会場で渡されたアンケート用紙とその他の案内書の紙だけが
   置かれているのです。
社長 ノートを持ってきていないのですか。
   ふーん。
中川 まるでテレビを見ているような態度です。
   テレビでメモをとる人は珍しいと思います。
   今の若者はメモをとる習慣がないのかも。
社長 メールやラインは頻繁に書いているようですが。
   でも、全員がメモをとっていないわけではないでしょう?
中川 そうですね。
   でも、メモをとっている人は10人に一人もいませんよ。
   これこそ異様ですね。
   それともそれを異様と感じる中川が異様なのか?
社長 考えさせられますね。
中川 たぶん、帰社しても報告書を出さないと思います。
   感想を聞かれたら「よかった」「おもしろかった」「役に立った」と
   言う程度の返事しか返ってこないでしょうね。
社長 ふーん、そんなもんですか。
中川 研修に出すなら、研修後のレポート提出は義務づけるべきです。
   研修に出す会社の姿勢に疑問を感じます。
   無駄金ですよ。
社長 ふーん。
中川 研修レポートをすぐに出させないことです。
社長 はぁ?
   あのう、さっきから若者がメモもとらないと
   憤慨していませんでした?
   レポートを提出させるべきと言っていませんでしたか?
中川 だからレポートを提出させるべきです。
社長 はぁ??????
中川 レポートは提出させますが、すぐには提出させないと
   いっているのです。
社長 すぐに提出しないでいつ提出するのですか?
中川 1ヶ月後です。
社長 はあ?
   それでは忘れますよ。
中川 忘れようとしても忘れられないようにするのです。
社長 へえ、そんな方法があるのですか?
中川 1ヶ月後に、この1ヶ月で会社にどのくらい貢献したか
   のレポートを提出させるのです。
社長 え?
   貢献と研修は関係ないでしょう?
中川 研修で学んだことを使って何をしたかを
   レポートしてもらうのです。
社長 それはグッドアイディアですね。
   それなら研修効果がありますね。
中川 それを義務づければメモをとるでしょうね。
   会社はそのように伝えて研修に出させるべきです。
(中川コメント)
メモをとる習慣がないのは現在の若者に限りません。
サラリーマン時代のことですが、
研修に行かせるときはノートと筆記用具を必ず持参する
ように、くどいくらい言った記憶があります。
あるとき、会議にノートも筆記用具のナシで出席する社員がいて、
注意をしたことを思い出しました。
昔から新人はメモをとる習慣がないのです。
会社が辛抱強く教えることです。
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    編集後記      
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願い
男 「ぼくと結婚してくれ。そしたら、きみのささやかな願い事は何でも叶えてやる」
女 「結婚はしてもいいけど、わたしの願いはささやかなんかじゃないわよ」
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