【雑談】駐車は奥にする

人に何か言われて傷ついた場合の対処法
(続きは編集後記で)
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 【雑談】駐車は奥にする
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中川:こんにちは。
   駐車は奥にしましょう。
社長:はあ?
   なんですかそれ!
中川:車を駐車場に止めるときは入り口から遠い場所に止めましょうと
   いうことです。
社長:近くがいいでしょう。
   どうしてわざわざ遠くに?
   
   ははぁん、中川さんは最近駐車場で接触され車が傷つけられた
   からでしょう?
中川:ブーです。
社長:あ、分かった!
   遠くに止めて少しでもたくさん歩こうということですね。
   健康的でいいですね。
中川:ブーです。
社長:ありゃ、またブーですか。
   では、どうして奥に止めるのですか?
中川:立派な人間になるためです。
社長:はあ?
   駐車場と立派な人間はどういう関係にあるのですか?
中川:社長は立派な人間とはどういう人だと思いますか?
社長:人類に貢献するような業績を残す人です。
中川:他には?
社長:尊敬できるような人です。
中川:尊敬できる人とは?
社長:立派な人。
中川:堂々巡りになりましたね。
社長:うーん。
   実はよく分からない。
中川:中川も実は分からない。
社長:(ドドド...)
中川:ある人が言うのです。
   立派な人とは人に迷惑を掛けない人。
社長:はあ?
   ひとに迷惑を掛けなければいいのですか?
中川:だそうです。
   普通は駐車する場合は入り口に近い場所に
   しますよね?
社長:それは当然です。
中川:だからそういう人がいるので、自分は遠いところに
   駐車するのです。
社長:それが迷惑を掛けないことになるのですか?
中川:中には妊娠中だとか体が不自由な方もいらっしゃいます。
   そういう人が入り口近くを探しているかもしれない。
   そうでない自分は遠くに止めて助けたい。
社長:気持ちは分かりますが、ほとんどの人はそういうことを
   考えないで入り口近くに止めますよ。
   1人くらい遠くに止めたって意味がないですよ。
中川:立派な人はそういうことを考えないのです。
   自分さえ良ければという発想がなくなる。
   そういう人が立派な人だというのです。
社長:ふーん。
   たしかに立派な人ですね。
中川:でしょう?
   で、遠くに止めていることを自慢げに話さない。
社長:それは立派な人ですね。
中川:ということで、駐車場は遠くに止める。
社長:なるほど。
   今日から遠くに止めます。
中川:社長は素直ですてきですね。
(中川コメント)
伊那食品工業株式会社の専務からお聞きしたのが本日の
駐車場は遠くに止めるです。
従業員は出社時で車が混んでいる場合は右折をしない。
理由は後続車の迷惑になるから。
わざわざ直進して左折できる路線に方向を変えて左折して
出社するのです。
伊那食品工業の立派な人とは他人に迷惑を掛けないという
定義だそうです。
伊那食品工業はマスコミでも多数取り上げられていますし
本でも紹介されています。
ご存じの方も多いと思います。
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    編集後記      
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他人に何か言われて傷ついた場合の対処法
同じように他人に何かを一言われて傷つくといっても、
「中傷」と「批判」は全くの別物です。
「中傷」は事実無根ですが「批判」は少なくとも何らかの事実や現象に
基づいています。
受けたものが「批判」だった場合には、自分に直すべき点があるかもし
れず、私は「プラスになるのでラッキー」と思うようにしています。
「中傷」だった場合には、相手が自分に対して何らかのコンプレックス
なり嫉妬なりを感じている証拠ですので、逆に自分の利点や強みが分かり
ます。そういう考え方をすれば、別に傷つく必要もないのではないでしょ
うか。
(心を思いどおりにするテクニック サプライズBOOKより)