「同一労働同一賃金と残業規制強化への対応」セミナー

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2018年7月23号   VOL.3664
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『仕事があるから』という理由をぐっと飲み込んで
(続きは編集後記で)
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 「同一労働同一賃金と残業規制強化への対応」セミナー 24,000円(税別)
【東京】 9/14(金)/10/12(金)/10月24(水)/12/12(水)
    13時30分~16時30分(3時間) 
→   http://nakagawa-consul.com/seminar/109.html
【web】 9/25(火)/9/27(木)/10/9(火)/10/17(水)/10/30(水)
    13時30分~16時30分(3時間) 
→   http://nakagawa-consul.com/seminar/109_web.html
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【セミナー副題】
・家族手当をパートにも払う時代がやって来る?
・迫られる「手当」と「基本給」見直し
・働き方改革関連法案が成立したことへの対応
さて、「同一労働同一賃金」を争点にした最高裁判決が出ました。
「定年後の継続雇用の賃金を下げる、非正規従業員の賃金格差」が違法か
どうかの判決です。
争点は諸手当でした。
そこで示された判決から従来の考えを改める必要がでてきました。
正規と非正規との間の「均等待遇」と「均衡待遇」の実現が今後の課題に
なりそうです。
それにより、諸手当の見直しが話題になりそうです。
同時に検討したいのが基本給です。
人を採れる基本給、人が定着する基本給、人がやる気を起こす基本給で
なければ求人難時代を乗り切れません。
また、働き方改革関連法案が国会で通りました。
働き方改革法案成立が成立しました。
その中の残業規制強化の法案は大変厳しいもので、違反は罰則がつきます
(いままでは罰則はありませんでした)。
特に、残業時間が月60時間以上となっている社員がいる会社は、
今から準備しておかなければ間に合わなくなるでしょう。
中小企業のための、同一労働同一賃金へ対応した賃金制度の見直し方、
残業規制強化への対策を提案します。
Webセミナー 
東京会場→ 
上記日程で参加できない場合は下記よりご希望の日程をお申し込みください。
******【申込み書】「同一労働同一賃金」セミナー*******
社 名
役職名
氏 名
郵便番号
所在地
電 話
ご希望日をご記入のうえ、そのまま返信してください。
第一希望日 月 日 時~
第二希望日 月 日 時~
第三希望日 月 日 時~
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お申し込みをお待ちしております。
【セミナーの内容】(講師の都合で変更することがあります。
            また、他のセミナーと重複するものがあります)
第1部 「同一労働同一賃金」への対応
その1 最高裁判決を読む
その2 「均等待遇」と「均衡待遇」とは
その3 正社員の手当の問題点と見直し方(皆勤・家族・住宅等)
その4 パートへの手当の払い方
その5 嘱託への手当の払い方
その6 基本給の見直し方は(年齢給・勤続給・査定給)
その7 中途採用者の初任給相場(基本給・所定内賃金・賃金総額)は
その8 嘱託の賃金相場は
第2部 残業規制強化への対応
その1 36協定の重要性が高まる
その2 従業員代表の選出方法は
その3 「労働時間の適正把握」をするための方法は(タイムカード・出
    勤簿等)
その4 「固定残業代」が否認される理由は
その5 「課長」に対する残業代の払い方は
以上です。
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    編集後記      
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「今だから言える『ありがとう』」
茨城県・小学校教諭  伊藤 陽子
 「私は、もし結婚して子どもができたら、寂しい思いをさせたくないから
専業主婦になるんだから!」そう母親に言い放ったのは、高校生の頃。
今の私は、専業主婦にはならず、共働きの両親と同じ教員となっている。
 今、思い返すと小さい頃、親の帰りが遅くて、家と呼べるのは祖父母の家。
夕方にお腹がすいたと言うと作ってくれた、祖母の塩おむすびや芋の煮っ転
がしが、思い出の味だ。
家で帰りを待っている人がいる友だちのことが、とてもうらやましかったのを
今でも覚えている。
 今、もしかしたら息子たちに私も寂しい思いをさせているのかもしれない。
たまに、「ママ、なんで早く帰って来てくれないの」とポツリと言われて、
ドキッとしてしまう。
『仕事があるから』という理由をぐっと飲み込んで、
 「ごめんね。遅くなって」
 と、なだめる。
同じ職場の先生方に、よく言われることがある。
『先生の代わりはいるけれど、母親の代わりはいないのだから、家庭を
大事にしてあげて』わかってはいるが、なかなかそううまくはいかない。
 昔、次男が二歳目前に、保育園に入園し、朝八時の送りと、夕方四時の
バス降園の迎えと私達両親が帰るまでの子どもの世話を独り身の祖父に
お願いしたことがあった。
だが、祖父の負担も大きく、多々のすれ違いで口喧嘩も増え、ある日、
保育園の園長先生に呼び止められた。
 「伊藤さん、お仕事が忙しいのもよくわかるし、がんばっているのもよく
わかる。
でもおじいちゃんもこのままじゃ大変で、倒れてしまうよ。
うちの園は、延長保育も朝七時から夜七時までしているし、お互いのためにも、
無理しないで延長保育にしたら?
 私たちも協力するから、みんなで子育てをしていきましょう。
子育ては、無理したら決してうまくはいかないよ」
 話を聴いていた私の目からは、いつの間にか涙があふれ出し、止まらなく
なっていた。
 私は、小学校教員をしているが、学校でのトラブルの背景には、心の
寂しさが存在し、人から愛されたい、かまってもらいたい、みてもらいたい
という強すぎる思いが、問題行動を引き起こすことが多いと感じている。
私は、『きっと、寂しいと我が子も問題行動を起こしてしまうかもしれない。
放っておかないでみてあげないと!』と、正直焦っていたのだろう。
園長先生のお言葉は、温かくも厳しくもあり、祖父に頼りすぎた自分の
身勝手さに深くつきささった。          
 その後、私たち家族で話し合い、朝七時頃私か主人が保育園に送り、
二人の迎えを六時頃祖父にお願いすることになった。
あの時、園長先生が声をかけてくださらなかったら、今のように、祖父も
私も子どもを囲んで笑って生活できなかったかもしれない。
つくづく子育ては、周りの人の協力がないと難しいと感じる。
 私の母も、今思うと、精一杯仕事を早く切り上げ、私が待つ祖父母の家
まで自転車を走らせたのだろう。
夜六時頃、母の自転車の後ろにまたがり、夕日を見ながらぎゅっとしがみ
ついて家路を急いだことを懐かしく思い出す。
母となった今なら、いや今だからこそ、母の気持ちがよくわかる。
共働きで、仕事もこなしながら、大変な思いで私たち姉妹を一生懸命に育てて
くれた。
 だから、今は両親にありがとうを言いたい。
子育ては、答えや成果が目に見えてすぐに手に入るものでもないし、
人からがんばればほめてもらえるとは限らない。
でも、きっと愛されて育った記憶は消えないし、子どもが大きく成長した時、
その子の成長した姿が子育ての証しになるのだと思う。
 今、私はまだ子育ての途中で、これから、大変なこともあるだろう。
でも、一人で抱え込まずに、周りの人の力をうまく借りながら困難を乗り
越えていこうと思う。
 「ママ大好き~!」
 と、私の帰りを心待ちにしてくれる子どもたちがいる。
これって、ものすごく幸せなことではないだろうか。
これからも、「大好きだよ。生まれてきてくれてありがとう。いつも、
あなたの味方だよ」
とぎゅっと抱きしめて気持ちを伝えてあげようと思う。
 気持ちは、必ず届く。必ず伝わる。
私は、そう信じている。これからも、ずっとそう信じ続けたい。
(編集長 志賀内)
 いかがでしたでしょうか。私の周りにも、毎日、ギリギリの状態で働く
女性が大勢います。
ときどき、「うちの子が学校でね...」と愚痴や心配事を漏らすのを耳にして、
「そうだった、彼女は家庭があったんだ!」と改めて認識します。
家庭の「匂い」を一つも感じさせず、仕事に打ち込んでいるから、
こちらも忘れているのです。何の役にも立たないでしょうが、エールを
送らせてください。
フレー! フレー! 働くママさん!
あなたの笑顔と一言で
元気がわいてくる
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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