■「社員が成長する人事考課表の作り方」セミナー

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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています    
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2018年11月28日号 VOL.3857
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「よし、着地を決めて勝つぞ!」
(続きは編集後記で)
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 【就業規則】パートの就業規則の意見聴取について
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   パートの就業規則について質問します。
中川:はい、何でしょうか?
社長:パートが30人います。遅まきながらパート用の就業規則を作りま
   した。
中川:がんばりましたね。
社長:エッヘン!
   ところで、この就業規則は労働基準監督署(労基署)に届け出な
   ければならないのですか?
中川:といいますと?
社長:正社員用の就業規則をすでに労基署に届け出ています。
   だから、パートの分は必要がないのではと思うのですが。
中川:パートの分として別に就業規則を作りましの他で労基署に届け出な
   ければなりません。
社長:めんどうですね。
中川:めんどうでも届け出てください。
社長:就業規則を届け出るときに従業員代表を選出し、意見聴取しなければ
   なりませんね。
   パートさんは従業員代表になることをいやがるような気がします。
中川:いやがろうがいやがるまいが代表者を選出しなければなりません。
   ところで正社員は何人ですか?
社長:50人です。
中川:であれば、パートさんが従業員代表とは限りませんよ。
社長:はあ?
   パートの就業規則の意見聴取ですからパートの代表でしょう。
   パート以外でも良いと法律に書いてあるのですか?
中川:そんな具体的な表現はしていませんが、従業員代表は従業員全員の
   過半数を代表するものです。
社長:従業員全員となると正社員が50人、パート30人ですから80人の
   過半数代表と言うことですか。
中川:そういうことです。
   パートさんだけでは30人ですから過半数になりません。
   正社員を含めて過半数の人を選出しなければなりません。
社長:であれば、正社員のAさんです。
   パートの就業規則の意見聴取はAさんでいいのですか?
中川:そうです。
社長:パートの就業規則の意見をAさんに聞くのはなんだか変な話ですね。
中川:そうですね。
   できるだけパートさんにも意見聴取をした方がいいです。
社長:それはそうですね。
   パートさんに意見聴取をしたら要望がバンバンでてきそうで
   怖いですね。
中川:いい機会ですよ。
   不満があるでしょう。
   聞いて上げましょう。
社長:そうですね。
(中川コメント)
パートの就業規則も労基署に届け出る義務があります。
パートの就業規則を労基署に提出する前提条件は従業員の過半数を代表する
者の意見を聞かなければなりません。
就業規則が法令に違反していなければ反対意見があっても従う必要はありません。
従業員とは管理職、正社員、パート、嘱託などを指します。
その過半数を超える人を代表とします。
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■ 社員と、もめごとを起こさない就業規則の作り方セミナー  
    【東京】セミナー開催日    2月15日(金)10時~16時30分
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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「よし、着地を決めて勝つぞ!」
2016年のリオ・オリンピック、体操男子・個人総合決勝の場面を覚えている
方も多いのではないでしょうか。
日本の内村航平選手とウクライナのオレグ・ベルニヤエフ選手との間で金
メダルをかけて死闘が繰り広げられました。
全6種目のうち吊り輪や平行棒など5種目が終了した段階で、完壁に演技を
していたオレグ選手の合計点が内村選手を上回り、その調子でいくとオレグ
選手の金メダルが確定だと誰もが思いました。
まさにそのとき、言葉の力が明暗を分けたのです。
最後の鉄棒の演技に入る直前、内村選手のバックに控えていたコーチや仲間
たちは彼に向かって「着地を決めれば逆転できるぞ。頑張れ!」と声援を
送ったのです。
それに対して、オレグ選手のコーチたちは「着地で失敗すると逆転されるぞ」
と言ったそうです。
もうおわかりですね。「よし、着地を決めて
勝つぞ!」とポジティブな発想で
臨んだ内村選手と、「着地で失敗すると負ける...」とネガティブな発想で
取り組んだオレグ選手との差は、まさにコーチたちからの言葉が招いた
リソースフルな状態だったか、そうでなかったかの違いが生んだものなのです。
リソースフルな状態で最終演技に臨んだ内村選手が逆転で金メダルを獲得
したエピソードは、ビジネスの場面でも十分に活用できます。
「お客様のニーズをつかまないと、売上はアップしないぞ」というネガ
ティブな表現と、「お客様の芦に素直に耳を傾け、それを商品開発や営業
活動に活かしていこう」というポジティブな表現とでは、明らかに後者の
ほうが「じゃあ、次に何をしたらいいか」という建設的な発想(リソース
フルな状態)に結びつきゃすいのです。
こうしたポジティブな言葉の積み重ねが売上アップという成果につながります。
(部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ 占部正尚著 日本実業出版社刊)
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