● 全社員が一丸となる賞与の払い方セミナーを開催します  24,000円(別)

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2020年3月23日
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「希望は絶望の隣にある」 水谷もりひと
(続きは編集後記で)
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● 全社員が一丸となる賞与の払い方セミナーを開催します  24,000円(別)
[東京] https://nakagawa-consul.com/seminar/003.html
    5月29日(金) 13時30分~16時00分
    6月15日(月) 13時30分~16時00分
[Web]  https://nakagawa-consul.com/seminar/003_web.html
    5月15日(金) 13時30分~16時00分
    6月18日(木) 13時30分~16時00分 
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1.賞与原資の決め方が分からない
2.イマイチの社員の基本給が高いため賞与額が逆転して困っている
3.査定に納得性がなくて悩んでいる
などの経営者の悩みを解決し、社員が一丸となって会社業績に取り組
む仕組み作りを提案するセミナーです。
→ 東京会場 http://nakagawa-consul.com/seminar/003.html
→ Webセミナー http://nakagawa-consul.com/seminar/003_web.html
【研修の内容】(講師の都合で変更になることがあります)
1.賞与原資は会社業績に応じ自動的に決める。
 だれも気づかなかったあっと驚く方法を公開。
2.個人の評価は何を頑張ったか何が足りなかったかを具体的に示す。
3.評価項目は会社の業績に直結するものだけに絞る。
4.社員が一丸となって会社業績に取り組む方法。
 一人当たり粗利で賞与原資を決める。
5.評価は会社の業績に直結する5つに絞る。複雑な評価は不要。
6.基本給を基準とした賞与額の決定方法は間違い。
7.従業員の貢献度に応じて賞与を自動的に分配する方法。
これ以外にもお伝えしたいことが多くあります。
セミナーに参加してご確認いただくのが良いかと思います。
【参加者の声】
「今回のセミナーによって、賞与の合理的な出し方、評価方法を含めて
ひとつの体系として理解できました。これまでは自信を持って賞与を支給
できなかったが、自信が持てた。」...... (株)十字屋 貴島社長
「賞与原資決定方法のわかりやすさ、評価項目とその評価結果が直結して
おり、努力すべき目標が自然に明確になることが一番役立ちました。」
...... 第一ビニール(株) 横田取締役様
「みなし1人当たり人件費の算出と評価シートのシンプルさが一番役立ちま
した。 具体的な数字で説明いただき非常に理解しやすく参考になりました」
...... 株式会社クラッシー・ホームズ 取締役 佐藤浩二様
「評価シートが大変参考になりました。社員を査定・評価するにあたって迷
いがたくさんありましたがスッキリしました。
 私がやるべきことがまとまりました。本日より社内に少しずつ取り入れてい
きます。」
...... 株式会社クラッシー・ホームズ 代表取締役 畠山孝弘様
★セミナーの対象
  主に中小企業の経営者、後継者、労務担当者の皆さま
  尚、社会保険労務士、税理士、経営コンサルタントの方はご遠慮ください
お申し込みは下記からお願いします。
→ 東京会場 http://nakagawa-consul.com/seminar/003.html
→ Webセミナー http://nakagawa-consul.com/seminar/003_web.html
お申し込みをお待ちしております。
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    編集後記      
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「希望は絶望の隣にある」 水谷もりひと
◆日本講演新聞・魂の編集長の「ちょっといい話」第十七回                                                  
日本講演新聞は、全国各地で開催される講演会を取材して、
心にしみたいい話や感動した話などを三、四回ほどの連載記事に
して発行している週刊紙です。だから新聞といいながら、事件や
事故、政治や経済などのニュースが載っていないのが特徴です。
さて、今まで28年間、約1500人の講演者の話をまとめてきまし
たが、そんな中で衝撃的で、忘れることのできない話がいくつ
かあり、その一つを紹介します。
二年前、盲目のカウンセラー・西亀真さん(当時60)から
聴いたお話です。西亀さんは三十代半ばで目の難病を患い、
46歳の時、完全に光を失いました。盲学校に入学し、
点字を学ぶのですが、指先に触れる凸点(とつてん)の感触が
どうしても文字に思えず、「自分に点字は無理だ!」と匙を
投げてしまいました。
その時、盲学校の先生が言った言葉で西亀さんにスイッチが
入りました。それはこんな言葉でした。
「でもね、西亀さん、世の中には両目の視力だけでなく両手も
失った人がいて、その人は唇で点字を学ばれたそうですよ」
その人の名前は藤野高明さんと言いました。西亀さんは藤野さん
に連絡を取り、会いに行きました。その話がとても衝撃的で
した。
藤野さんは昭和13年福岡県生まれ。小学二年生の時に終戦を
迎えました。 
ある日、近所に落ちていた銀色の筒のようなものを拾ってきて、
当時五歳だった弟と遊んでいました。その筒が突然爆発した
のです。不発弾でした。弟は即死。藤野さんは両目と両手首を
失いました。
もう一つ失ったものがありました。教育を受ける機会です。
全盲と両手首損傷の二重障がい児ということで、教育委員会は
「就学免除」と通達してきたのです。事実上の「受入拒否」で
した。
そういう子どもを教育できる教師が学校にいなかったのです。
 
親御さんは藤野さんを自宅で教育しました。また将来自立した
生活ができるようにと衣服の着脱、食事、洗面・トイレは
もちろん、タオルを絞ったり、七輪の火を起こすことも
十二歳までに完璧に自分でできるようになりました。
それでも福岡盲学校は彼の就学を断り続けました。
藤野さんは12回にも及ぶ開眼手術を受け、その度に入退院

繰り返しました。入院中、看護婦さんがよく本を読んでくれ
ました。
18歳の時、運命を変える一冊の本と出会いました。
北条民雄の『いのちの初夜』です。それはハンセン病の診断を
受け、療養施設に入所した著者が自らの体験を綴った短編小説
でした。藤野さんは、自分よりもっと過酷な運命を背負いなが
らも世の中の不条理を本で訴えている人がいることを知りまし
た。そしてハンセン病の患者たちが唇で点字を読み取っている
ことに衝撃を受けたのです。
「文字を獲得すれば盲学校に行けるかもしれない」。気の遠く
なるような受験勉強が始まりました。かつて目の治療で同室に
入院していた盲学校の生徒が毎日病室を訪ねて点字を教えて
くれました。藤野さんは全神経を唇に集中させました。
難関は数学でした。なにせ小学二年生から教育を受けていない
のです。特に分数や小数の計算が理解できませんでした。
そこに看護学校の学生だった熊本敏子さんが現れました。
実習を終えた夕方六時から熊本さんは付きっきりで数学を教え
ました。藤野さんは、倍数や簡単な方程式、因数分解まで理解
できるようになりました。
それでも福岡盲学校高等部は彼の両手首損傷を理由に受験を
認めませんでした。盲学校は将来、理療(鍼・灸・マッサージ)
の仕事に就かせるための学校で、藤野さんはそういう仕事に
就ける可能性がないからです。
しかし、希望の光は絶望のすぐ横にありました。盲学校の
教師が「大阪市立盲学校には音楽科がある。そこなら君でも
行けるかもしれない」と教えてくれたのです。
藤野さんは点字で手紙を書きました。点字の返事はすぐ来ま
した。「できる限り最善を尽くします」と。
看護学校を卒業して正看護婦になっていた熊本さんとその友人
たちが、藤野さんに受験科目の五教科を教えました。
1959年2月、大阪市は教師を藤野さんの病院に派遣し、前例の
ない出張入試を行いました。合格通知は三月四日に届きました。
20歳の藤野さんは晴れて中学部の二年生になりました。
その後も何度となく訪れた絶望と屈辱の嵐を、家族や仲間に
支えられながら潜り抜けた藤野さんは、1973年、教員採用試験
に合格し、母校・大阪市立盲学校の教諭になりました。
不屈の精神と無限の可能性とは、この人のことを言うのだと
思います。
西亀さんの携帯には時々80歳を越えた藤野先生からメールが
来るそうです。一体どうやってメールを打つのか西亀さんに
聞いてみました。
左右どっちかの手先に、かつて指だった突起がわずかに残って
いて、それでメールを打つのだそうです。その時はそれで
納得したのですが、あとでふと思いました。
「文字盤が見えないのにどうやって?」。今は視覚障がい者の
ためのアプリもちゃんとあるそうです。
 
※「みやざき中央新聞」は、2020年1月より「日本講演新聞」
に名前を変更しました。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
https://www.sanspo.com/geino/news/20190912/prl19091212020108-n1.html
↑ プチ紳士からの手紙 主幹の志賀内泰弘様の新書です。
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