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労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年　
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者：　中川清徳 　2020年5月25日号          VOL.4504
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昆虫の世界にも右利き、左利きがある

（続きは編集後記で）

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[新型コロナウィルス]　自宅待機者を職場復帰させる目安
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Ｑ
コロナウイルス感染者で自宅待機を命じた人は、どうのような
場合に職場復帰させても良いのでしょうか？

Ａ
次の 1) および 2) の両方の条件を満たすこと
1) 発症後に少なくても8 日が経過している
2) 薬剤*を服用していない状態で、解熱後および症状**消失後に
少なくても３日が経過している
*解熱剤を含む症状を緩和させる薬剤  
**咳・咽頭痛・息切れ・全身倦怠感・下痢など

8 日が経過している：発症日を 0 日として 8 日間のこと
3 日が経過している：解熱日・症状消失日を 0 日として 3 日間の
こと

ヨーロッパ CDC の隔離解除基準のうち
Mild suspected or confirmed COVID-10 cases を参照した

入院していた者については、退院時に主治医からの指示を参考に
すること。 職場復帰に際して 1 週間程度の在宅勤務を行って
から出社することが望ましい。
在宅勤務が困難な場合は、復帰後１週間は、毎日の健康観察、
マスクの着用、他人との距離を 2ｍ程度 に保つなどの感染予防
対策を行い、体調不良を認める際には出社はしないこと。

(中川コメント)
本日の記事は下記の資料を参考にしました。
https://www.sanei.or.jp/images/contents/416/COVID-19guide0511koukai.pdf
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編集後記 　　　　　
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昆虫の世界にも右利き、左利きがある

人間の手や足などは右と左とでは利き方が違う。文字を書いたり、
ボールを投げたりするとき、右手を使う人のほうが多い。
ほとんどの人が右利きで、左利きは少数派である。

昆虫の世界ではどうだろうか。昆虫にも右利き、左利きがあるの
だろうか。
コオロギやキリギリスなどの鳴く虫は、口で鳴いているわけでは
ない。翅(はね)を用いて鳴き声を出している。使うのは前翅で、
右前翅の下面にヤスリのようなぎざぎざの部分があり、左前翅の
上面のヘリの分厚い部分でそれをこすり合わせて、音（鳴き声）
を出している。鳴き声を出すときは翅を立てるが、ふだんは
背中に重ね合わせている。
そのときコオロギは右翅を左翅の上に重ねていることが多い。
それを仮に右利きと呼ぶことにすれば、コオロギは翅においては
右利きが多数派ということになる。一方、キリギリスは左翅を
上に重ねることが多いという。キリギリスの世界では右利きは
少数派というわけである。

（知って得しない話。　北嶋廣敏著　グラフ社刊より）

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