[在宅勤務]　労働密度が低いので賃金を減額したいがOKか？

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労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年　
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者：　中川清徳 　2020年6月10日号          VOL.4520
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バカ　　馬と鹿って、頭が悪いの？

（続きは編集後記で）

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[在宅勤務]　労働密度が低いので賃金を減額したいがOKか？
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Q
在宅勤務を導入しようとしています。
目が届かないのでサボるのではないかと思います。
在宅勤務は労働密度が低いので賃金を減額したいがOKでしょうか？

Ａ
在宅勤務は労働密度が低いと決めつけるのは早計です。
むしろ、職場より集中でき能率が上がるという報告もあります。
職場と同じ仕事をさせながら、在宅勤務だからという理由で賃金を
減額するのはダメです。
そもそも、本人が減額に同意しない、結果的に在宅勤務は
しなことになります。
在宅勤務は採用時には想定していない働き方ですから、同意なしに
在宅勤務を命じることはできません。

（中川コメント）
在宅勤務は希望者に限定しましょう。
サボることを懸念するのであれば、仕事の割り振りを
工夫しましょう。
下記のセミナーが参考になります。
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編集後記 　　　　　
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バカ　　馬と鹿って、頭が悪いの？

｢バカ」はご存じのように「頭が悪い」「愚かな」という意味。
あるいは、一つの物事に夢中になるあまり、世間の常識に疎い人を
｢役者バカ」「学者バカ」などという。

このバカ、漢字では｢馬鹿」と書くが、「馬」と「鹿」が出て
くるのは中国の次のような故事によるという。
秦の時代、権勢をふるった宦官の趙高が、あるとき鹿をさして
｢あれは馬だ」と言った。
周囲にいた家臣たちは、趙高を恐れ、誰も間違いを
指摘しなかった。そこから権勢にへつらい、本当のことを
言わない者を｢馬鹿」というようになり、やがて愚かな人間全般に
ついて使われるようになった、と伝えられる。

また、梵語の「慕何」あるいは「摩詞羅」を語源とする説もある。
もとは僧侶の隠語として使われ、のちに一般化して愚か者を
さすようになったという。

（語源の謎　日本語倶楽部編より）
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