【書籍ご紹介】「大丈夫、策はある」小島章裕著(ごま書房新社)

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2020年9月30日
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「一つ持ちます!」
(続きは編集後記で)
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【書籍ご紹介】「大丈夫、策はある」小島章裕著(ごま書房新社)

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どうしたらいいのだろう。このままでは日本の経済が沈没してしまう。
会社経営者やフリーランスの友人・知人と話す度、コロナ禍の惨状を
聞かされる。もうどう語し掛けていいのかわからない。
友人の会社の商品をいくばくか購入させてもらったり、財政ピンチの
NPOや福祉施設に僅かばかり寄付をしたりもした。でも所詮お小遣いの
範囲。焼け石に水であることは承知している。
だから、ジリジリモヤモヤとして落ちつかない。
忘れられない話がある。もう三十五年ほど前に本で読んだカップヌ一ドルに
まつわるエピソード一だ。日本でブレイクしたカップヌードルをアメリカ
でも販売しょうした。だが、何度チャレンジしても売れない。
担当者は、「もうダメかもしれない」とあきらめかけた。
最後の賭けだとあることをした。すると・・・バカ売れして一気に火が
点いた。
それまではインスタント食品の棚に置いであったのをスープの棚に置き
換えたのだった。アメリカ人のお腹には、カップヌードルの分量は、
主食としてはあまりにも少な過ぎたのだという。しかし、スープにしては
具が多い。これはお得だ。これはいい商品だと受け入れられたのだ。
そのページで、身体に戦標が走ったのを覚えている。「スゲーッ」と
思った。
だって、商品は何一つ変えていないのだ。味もデザインも分量も同じ。
ただ、置き場所を替えただけ。そう!アイデア一つで、売れないものが
売れるようになったのだ。
そして、この話からもう一つ学んだことがあった。それはけっして諦めない
という生き方。もがいて悶えて、のたうち回る。
考えられることはすべてやってみる。とことん考える。
もし、その時担当者が諦めていたら、カップヌードルは世界に広まって
いなかったかもしれないのだ。志賀内はいつもアイデアに詰まると、
カップヌードルを思い浮かべるようにしている。「まだまだ何かいい
アイデアがあるはず」「妥協してはいけない」「あきらめてはいけない」と。
かといって、ポンポンとアイデアが湧いて来るわけではない。「発想法」
とか「アイデア術」とか、二十代の頃は、さまざまな本を読み漁った。
結果わかったことがある。簡単に優れたアイデアなんて、ポッと生まれて
来ない。それには、四六時中考え続けること。考える訓疎することしか
ないのだ。だが、学校では「アイデア発想法」などいう類の科目はない。
反対にオリジナリティとか、奇抜・特異というものは排除しようとする
傾向すらある。どっぷりと日本の教育を受けて来た我々には、「オリジナ
リテイあふれるアイデアを出す」のは、最も苦手とするところなの
かもしれない。
そんな話を友人である「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動の事務局長を
してくれている小島章裕氏にした。彼は、企画会社の社長てアイデアの
プロだ。だが、一般的な企画会社とはちと異なる。ユニークなのは、
「アイデアを出す」ことが第一目的ではないのである。え?・・・・
どういうこと?・・・と誰もが思うだろう。彼は、「アイデアを出せる
人間を育てる」のが仕事なのだ。「アイデアを出せるようになるトレー
ニング」を行い、錆びた脳みそを活性化させ、アイデアの出る人間に
する。
志賀内もその授業を受けたことがある。一言で言えば、「アイデアの
公文式」。アイデアの仮想問題を解きまくる。数をこなすうちに、
「アイデア脳」になってくるのだ。小島氏の背中を押して、本を書いて
もらった。
コロナ禍をアイデアで乗り越えるための「脳味噌トレーニング」の本だ。
企画を提案すると出版社の社長さんは「緊急出版しましょう!」と
二つ返事。ということで、ここに一冊の本が生まれた。
ここからアイデアを参考にして経営に生かしてもらえたらと願う。
もっともすべての業種にイコールで活用できるわけではない。
「アイデアをポンポンと生み出せる脳味噌」にするための脳トレ問題集
である。おそらく、このコロナ禍の影響を受けてない人はほとんどいない
だろうと思われる。カップヌードルを食べながら「あきらめない」で、
突破口を見出すアイデアをひねり出してもらえたらと切に切に、切に願う。
(号外 徒然草紙 志賀内泰弘氏発行より)
本書について
タイトル:「大丈夫、策はある」コロナ禍時代の新ビジネス・アイデア
小島章裕著(ごま書房新社)https://amzn.to/2RYFn90
定価:1300円(税別)
(中川コメント)
購読をお勧めします。
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    編集後記      
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「一つ持ちます!」
◆サポーターズ
四日市・柿安の「感動シート」
 すき焼きで有名な三重県の四日市・柿安では、毎月一度、スタッフ全員
から女将宛に「感動」した話を報告してもらっています。
 「自分の体験で、お客様に喜んでいただけたこと」または、「普段の
生活の中で、自分がお客様として、『ああ、いいサービスだな』と
思ったこと」(レストランやホテル、電車どこでも)などのエピソードを
「感動シート」という紙に書いて、ティッシュペーパーの空き箱で作った
投函箱に入れてもらいます。
 今回は、その中から、志賀内の琴線に触れた「いい話」を
紹介させていただきます。
「一つ持ちます!」 料理長のKさん
 自宅の玄関を出たところ、少し前の方を年配の女性がゴミ袋を両手に
歩いていました。かなり重そうです。
 その時でした。後ろから小走りに追い抜いて行った男子学生が、
その女性に声を掛けました。
「一つお持ちします!」
と。ゴミ袋をサッと受け取り、ゴミ置き場に駆けて行き、袋を置くと
何事もなかったかのように去って行きました。
自分が先にできなかったことで、恥ずかしさでいっぱいになりました。
「今の若い者は」と言われる時代に、「まだまだ大丈夫」と思いました。
この歳にして教えられることばかりです。
(編集長 志賀内)
「若い」ということは、「行動力」があるということなんですね。
誰にも「気持ち」はある。
でも、歳を重ねると、余計なことを考えてしまったりして、ついつい
腰が重くなる。私自身も反省しきりです。
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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