[経営] 不況時の５つの心構え
nakagawa[Webセミナー] 全国どこでもあなた席がセミナー会場に！
[題名] テレワークの労務管理 セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日時] 10/16(金)10時～12時
10/16(金)14時～16時
11/17(火)10時～12時
11/17(火)14時～16時
[会場] あなたの席がセミナー会場 一社の参加人数不問
[料金] １万円（税別）
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/126_web.html
日程が合わない場合は上記ページ末よりご希望の日程に
調整できます。メールご相談も可能です。
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労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者： 中川清徳 2020年10月2日号 VOL.4633
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[ヘンリー・フォードの名言・格言｜この世で一番正しい考え方とは]
(続きは編集後記で）
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[経営] 不況時の５つの心構え
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コラム
「不況時の５つの心構え」
近畿鍛工品事業協同組合理事長 宮嶋誠一郎
今号の「鎚音」は新型コロナウィルスに関する記事一色となり
ましたが、過去に例のない非常事態の中、最後に私から下記を
ご紹介させていただきます。
私は1999年、36歳の時に京セラ創業者稲盛和夫氏の経営塾「盛和塾」に
入塾させていただき、以来そこで多くのことを学びました。
稲盛氏の高齢化にともない、残念ながら昨年末で塾は解散となり
ましたが、ここでの学びがなければ今の私はなかったと感謝して
います。
その稲盛氏が2008年の5月に「今の世の中はマネーゲームのような
状況にあり、近い将来破綻するに違いない。その時に大切となる
心構えをお話します」と話されました。そのわずか4か月後に
リーマンショックが起こったのですが、私はその時お聞きしたことを
ひたすら実践し、なんとかどん底の状態から回復することが
できました。それが以下の「不況時の５つの心構え」です。
１．社員と「心のベクトル」を合わせる
不況時には、社員が「この会社は大丈夫だろうか」、「自分はリストラ
されないだろうか」と不安になります。そんな時こそ社長が「どんな
ことをしても皆さんの雇用を守る。この苦難を乗り越えるために
こうしてほしい。」という決意と方針を明確に伝えることが大事です。
２．徹底的した経費削減に努める
会社には、往々にして人に頼まれて義理で入っている会や、昔からの
慣例だけで続けているものがあります。これらは好況時には簡単に
やめられませんが、大不況時であればそれを理由にやめることが
できます。逆に言えばこういう時しかチャンスはありません。
物の買い方ひとつ取ってみても、今なら見直すことが可能です。
そうすれば景気が回復した時、必ず利益を生み出します。
３．トップ営業、全員営業
世の中全体が不況の時は、どこへ行っても仕事はありません。
だからといって会社に閉じ籠っていてはいけません（今回のコロナに
おいては別です）。社長自らがお客様のところに足を運び、生の声を
お聴きすることにより自社の進むべき道が見えてきます。
また営業以外の従業員でもお客様の現場を見、話を聞くことにより、
仕事の大切さがよくわかるようになります。
４．新商品・新技術の開発
不況時にそんなことしてられるかと思いがちですが、不況時こそ
｢火事場の糞力」ではありませんが出てくる知恵があるものです。
今はダメでも、将来必ず花が咲くだろうという新たな商品や技術を
必死に開発する。そのためにはある程度の資金が必要。だからこそ
稲盛氏は企業は苦しい中でも必死に利益を上げ、いざという時の力を
蓄えておかねばならないとおっしゃっています。
５．創意工夫して生産性を維持・向上させる
一日に一人で十できる仕事でも、不況で仕事が少ない時には二人で
五しかできないというようなことになりがちです。しかし生産性と
いうものはいったん落ちてしまうとなかなか元には戻りません。
ですから仕事が半分になった時は、それにかかる人も半分にし、残りの
人はひたすら創意工夫しての改善活動や、ふだんできない５Ｓ活動や
設備保全などに取り組むことが大切です。
不況時は苦しい。しかしそれは自社だけではありません。
みんな苦しいのです。その中でこの「不況時の５つの心構え」を信じ、
愚直に実践していけば、長いトンネルを抜けたとき、必ず大きな力と
なることでしょう。そのためにも、組合員同士、是非とも力を合わせ、
知恵を出し合っていきましょう。
最後に、組合員各社様の新型コロナウィルス感染症に対するご無事と、
この苦境の中でのご奮闘をお祈りし、このコラムを終わります。
ご安全に！
（中川コメント）
著者の宮嶋誠一郎様は、鍛造メーカー、株式会社ミヤジマ(滋賀県)の
代表取締役です。
弊社の大切なお客様です。真摯な経営姿勢で、尊敬しております。
本日の記事は、「鎚音(つちおと)」(令和2年4月発行)の記事を
お願いして転載させていただきました。
コロナ禍で大変でしょぅが、お役に立てば幸いです。
株式会社ミヤジマさまのHPです。
会社案内 | 株式会社ミヤジマ
ご挨拶 社長の宮嶋俊介です。 ㈱ミヤジマは昭和 4 年（ 1929 年）の創業以来、一貫して軸物のアプセット鍛 ...続きを読む
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[内容] コロナ禍における総人件費の抑制 セミナー
レジメ 78ページ 資料45ページ
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 20,000円(税別）
[日程] 10月19日(月) 13時30～16時（2.5時間）
11月19日(木) 13時30～16時（2.5時間）
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/128_web.html
日程が合わない場合は上記ページ末よりご希望の日程に
調整できます。メールご相談も可能です。
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編集後記
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[ヘンリー・フォードの名言・格言｜この世で一番正しい考え方とは]
本人ができると思えばできる。できないと思えばできない。
どちらにしてもその人が思ったことは正しい。
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[担 当] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
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