[今月の経営格言] 徳川家康

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発行者: 中川清徳  2021年6月15日号 VOL.4892
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6月10日は「時の記念日」です。
(続きは編集後記で)
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[今月の経営格言] 徳川家康
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◆今月の経営格言
「小身者は、朋友切磋の道あり。故にその過(あやまち)
  知り易し、これ小身者の益なり。大身者はそれと違ひ、
  朋友の交はり切磋の益なければ、実の過を知ることなし」
 徳川家康(武将)
 出所:「名将名君に学ぶ 上司の心得」(PHP研究所)
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冒頭の言葉は、
「間違いを指摘してくれる人がいないからこそ、リーダーは
 厳しく自分を律する必要がある」
ということを表しています。
織田信長(おだのぶなが)、豊臣秀吉(とよとみひでよし)と
いった独創的なアイデアに富み、世の中を変革した武将と結び
ながら、着々と力を蓄えていった家康は、関ヶ原の合戦の後、
天下統一を成し遂げます。
家康は天下統一を成し遂げただけでなく、265年間続いた江戸
幕府の礎を築きました。長期間にわたって徳川家による安定し
た政権を築いたという点で、家康は組織づくりの達人といえる
のではないでしょうか。
それを示すエピソードとして、天下統一を成し遂げる以前の
三河の地を治めていた頃のものがあります。家康は、三河の
内政に当たらせる3人の奉行を置きました。民衆はこの3人の
奉行について、「仏高力、鬼作左、どちへんなしの天野三兵」
と評していたといいます。
家康は、仏のように慈悲深い高力清長(こうりききよなが)、
気性が激しく、鬼のように怖い本多重次(ほんだしげつぐ。
通称「作左衛門(さくざえもん)」)、仏でもなく鬼でもない、
中立の立場である天野康景(あまのやすかげ。通称「三郎
兵衛(さぶろべえ)」)という、三者三様の人物を奉行に任じ
ました。それぞれの長所・短所を補うような、バランスの取れ
た人選とすることで、安定した内政の運営が可能になったのです。
その後、家康は江戸幕府においても、老中などのさまざまな
役職を複数人で務めるような体制を整えています。権力を一点
に集中させて謀反を防ぐという意義もあるでしょうが、個の力
の組み合わせによって、より大きな力を発揮できるという点
からも、家康は組織づくりを重視していたのではないでしょうか。
次の言葉からは、組織におけるリーダーが果たすべき役割に
ついて家康の考えをみてとることができます。
「名君良将といふは、人のなすところの善き事を取り用ひて
 国を治めり」
信長、秀吉といった、強烈な個性を発揮したリーダーに比べる
と、個人としての家康は地味な印象が否めません。
もしかすると、家康自身が自らの資質に負い目を感じていた
からこそ、組織として大きな力を発揮するための方法について、
考え抜いたのかもしれません。
そして、リーダーとしての求心力を発揮できたのは、冒頭の
言葉にあるように、家康が厳しく自分を律することを心掛けて
いたからでしょう。
若かりし頃、家康は武田信玄(たけだしんげん)に大敗した
三方ヶ原の戦いの後、絵師を呼び、自らのみじめな姿を描かせ
ました。家康はそれを巻き物にして常に傍らに置き、慢心の気
が起きそうになると、その巻き物を開いて自分を戒めていたの
です。自分に厳しい家康であったからこそ、部下たちは尊敬の
念を抱き、家康に認められたいと力を発揮したのではないで
しょうか。
部下が力を発揮できるような適所を与えることは、リーダーの
仕事です。それだけでは、組織としての大きな力を結集する
ことはかないません。
リーダーには、組織が目指すべき方向を示して、一つにまとめ
上げることが求められます。そのためには、リーダーが言葉で
目指すべき方向を示すことはもとより、部下を背中で引っ張る
力強さも求められます。
そうしたリーダーの姿に対して、部下は尊敬の念を持つでしょう
し、また意欲にあふれる部下の中には、リーダーの背中を追い
抜くほどに成長したいという気持ちが芽生え、仕事に邁進して
くれるのです。
【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。
【経歴】
とくがわいえやす(1542~1616)。
三河(みかわ)国(現愛知県)生まれ。
豊臣秀吉(とよとみひでよし)没後に関ヶ原の合戦において
東軍を率いて、石田三成(いしだみつなり)と対戦し、勝利。
征夷大将軍に任じられ、江戸幕府を開く。
【参考文献】
「名将名君に学ぶ 上司の心得」
 (童門冬二、PHP研究所、2007年5月)
「戦国武将のひとこと」
 (鳴瀬速夫、丸善、1993年6月)
(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉事業団」
が提供する情報を転載しました。
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編集後記      
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6月10日は「時の記念日」です。
天智天皇10年4月25日(西暦671年6月10日)に水時計を置き、
時を知らせる鐘と太鼓が鳴らされたと『日本書紀』に記されて
いることに由来します。
制定されたのは1920年(大正9年)、近代化が進む真っ只中
でした。
国民全体に規律正しく効率的な生活を習慣づけ、欧米の先進
諸国に追いつこうという狙いがあったようです。
東京ではビラが配られ、通行人に時計を合わせるよう呼びかけ
られました。また、正午には大砲や工場の鐘が鳴り響いたよう
です。
今や、鉄道をはじめ日本人の時間に対する正確さは世界一と
いわれますが、これも昔の人々の努力の賜物かも知れません。
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