[労働時間] "過重労働解消キャンペーン"の重点監督結果を公表

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[セミナー名] 退職金制度の見直し方セミナー
[資料等] 44ページ
[講 師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日 時] 6月21日(月) 13時30分~16時30分(3時間)
 7月20日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
[受講料] 26,000円(税別) 28,600円(税込) 
[申込先] https://nakagawa-consul.com/seminar/004_web.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2021年6月16日号 VOL.4893
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同じところに行さ、同じものを見て、現辺の人から話を聞いていた
はずなのに、できたものはまったく違う。
(続きは編集後記で)
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[労働時間] "過重労働解消キャンペーン"の重点監督結果を公表
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昨年11月に実施された「過重労働解消キャンペーン」における
重点監督の実施結果が、厚労省より公表されました。
⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18389.html
「過労死等防止対策推進法」により、毎年11月は「過労死等防止
啓発月間」と定められており、本キャンペーンもその一環として
実施されているものです。
今回は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求の
あった事業場や、若者の「使い捨て」が疑われる事業場などを
含め、労働基準関係法令の違反が疑われる事業場に対して集中
的に行われました。結果は以下の通りです。
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(1)監督指導を実施した事業場数   : 9,120事業場
(2)(1)の事業場のうち、労働基準関係法令違反があった事業場数
                 : 6,553事業場
-主な違反事項別の事業場数-
・違法な時間外労働があった    : 2,807事業場
・賃金不払残業があった      :  478事業場
・健康障害防止措置が未実施だった : 1,829事業場
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監督指導を受けた事業場のうち、約7割の事業場が労働基準関係
法令違反と認められました。また、違反内容を項目別にみると、
「違法な時間外労働があった」が一番多く、法令違反が認めら
れた事業場数の割合で見ると、4割を超える結果となりました。
近年の法改正により、「労働時間の把握の義務化」や「時間外労
働の上限規制」等が設けられるなど、『労働時間管理』に対する
国の規制は年々厳しくなってきていますが、国の求める基準を
労務管理の現場に落とし込むには、まだまだ時間が必要と言える
でしょう。
しかし、試行錯誤しながら少しずつでも労働環境改善に取り組み、
成果を出している企業がいるというのも、また事実です。今回の
公表内容には、そのような企業の自主的な取り組み事例も掲載
されていますので、いくつかご紹介します。
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〇時間外労働の削減
・クラウド型勤怠管理システムを導入し、残業時間や休暇取得
状況を「見える化」
・休み前日をノー残業デーと定め、年間休日カレンダーを発注者
と共有
〇年次有給休暇の取得促進
・担当業務や取引先を複数人で受け持つ「ワークシェアリング」
の実施
・GWや年末年始などを活用し年5日の計画的付与や時間単位年休
の導入
〇働きやすい職場づくり
・「養育手当」の充実
・時間外労働が減少しても賃金額が減少しないように賃金体系を
改定
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これらの取り組みにより、「月80時間超労働者数の削減」や
「有給消化割合の増加」、「入社3年以内離職率の低下」など
の成果が表れているようです。
2019年4月に改正された労働基準法により、2023年4月からは
中小企業に関しても、1か月間で60時間を超える時間外労働が
発生した場合の法定割増賃金率が50%となります。今後は、
長時間労働が労働者への心身の影響のみならず、『企業活動』
自体にも、さらに大きな影響を及ぼすようになることが予想
されます。
(中川コメント)
前述のような長時間労働の削減を含め、すでに働き方改革へ
の対応などに着手されている企業様も多いかとは思いますが、
社員のため、ひいては会社のため、今一度自社の状況を見つ
め直してみてはいかがでしょうか。
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[内容] 業績向上に直結!賞与の払い方セミナー
[価格] 24,000円(税別) 26,400円(税込) 
[日程] 6月23日(水) 14時00分~16時00分
6月24日(木) 14時00分~16時00分
7月 2日(金) 14時00分~16時00分
7月 9日(金) 14時00分~16時00分   
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/003_web.html
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編集後記      
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同じところに行さ、同じものを見て、現辺の人から話を聞いていた
はずなのに、できたものはまったく違う。
私の若いころの話です。
NHKの記者をしていた私は、警視庁記者クラプに所属して、殺人
事件の取材を担当していたことがあります。
警察官や現場近くの人から話を聞いて、原稿を書く。
それがテレピのニュースースになるのですが、翌朝、新聞を開くと
私の知らないことが載っていてびっくりすることがありました。
同じところに行さ、同じものを見て、現辺の人から話を聞いていた
はずなのに、できたものはまったく違う。
これは単に私に取材力が足りなかったからだけなのですが、かなり
落ち込みました。いかに自分が何もわかっていなかったかを思い
知らされました。
ここに―つの事実があって、自分はその事実を書いた。でも、こっち
にもまた別の事実があった。そのことにはまったく気づかずに、
ほんの一面だけを見て、知ったつもりになって、それで原稿を書いて
いたのです。
こうしたとき、私は「わかったつもりは怖い」と痛感したものです。
それとともに、事実や物事に対して「謙虚になることが大切」で
あると身に泌みて感じました。
知ったつもりになっても、実は知らないことは、誰しも山ほどあり
ます。謙虚になれぱ、それが見えてきます。逆にいうと、謙虚に
ならないと何も見えてこないし、成長も上逹もしません。
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[DVD版] 拍子抜けするほど簡単な中小企業の賃金制度の作り方
[収録時間] 132分
[レジメ]  25ページ(PDF)
[講 師]  中川清徳 中川式賃金研究所
[販売価格] 26,000円(税別) 28,600円(税込)
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