2022年4月1日から変わる「くるみん認定制度」
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[セミナー名] 退職金制度の見直し方セミナー
[資料等] 44ページ
[講 師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日 時] 12月 3日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
1月14日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
[受講料] 26,000円(税別) 28,600円(税込)
[申込先] https://nakagawa-consul.com/seminar/004_web.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2021年11月16日 VOL.5045
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「お母さんによろしく」は「よろしく」ということではない
(続きは編集後記で)
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2022年4月1日から変わる「くるみん認定制度」
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皆様は「くるみん認定・プラチナくるみん認定」の制度
(以下、「くるみん認定制度」)をご存じでしょうか。
「くるみん認定制度」とは、労働者が育児と仕事とを両立できる
よう、労働時間の短縮や育児休業の取得促進に取り組む企業に対
して、厚生労働大臣による「子育てサポート企業」の認定を受け
られるようにするものです。認定を受けるメリットとしては、企
業ブランドの向上や、税制優遇措置などが設けられています。
この「くるみん認定制度」ですが、先日10月26日、厚生労働省の
諮問機関である労働政策審議会(雇用環境・均等分科会)におい
て、基準の見直し(引き上げ)が了承されました。
施行は2022年4月1日に予定されており、引き上げられる基準とし
ては次の通りです。
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(1)育児休業を取得した男性労働者の割合
・くるみん認定 : 7%以上 ⇒ 10%以上
・プラチナくるみん認定 : 13%以上 ⇒ 30%以上
(2)育児休業、もしくは類似した休暇制度を利用した男性労働者の割合
(1人以上は必ず育児休業を取得することが条件)
・くるみん認定 : 15%以上 ⇒ 20%以上
・プラチナくるみん認定 : 30%以上 ⇒ 50%以上
※くるみん認定は、厚労省Webサイトでの公表も、条件に追加。
※プラチナくるみん認定は、女性の継続就業率も70%に引き上げ。
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見直しの対象となった「男性の育児休業取得率」に関し、政府は
2025年度までに30%まで引き上げることを目標としていますが、
2019年度の時点では取得率7.48%と、伸び悩んでいる状況でした。
この状況を改善するための政策の一つとして、「くるみん認定制
度」の認定基準を引き上げることが前々より建議されており、今
回の諮問により了承された運びとなります。
また、今回は基準の引き上げだけではなく、中小企業などが認定
から漏れないよう、現行の「くるみん認定」を基準とした『トラ
イくるみん認定』が新たに創設される事も決定しているほか、
それぞれの認定について、不妊治療と仕事との両立に関する認定
基準を追加した『新たな類型の創設』も決定しており、より幅広
い企業を対象に認定制度を推進していく事が予想されます。
6月に改正された育児・介護休業法と併せ、来年4月からは『仕事
と育児を両立しやすい職場環境の整備』がキーワードになると言
えます。
くるみん認定を受けた中小企業には1企業あたり50万円の助成金が
支給されるなど、政府の推進に合わせ様々な支援制度が設けられ
ていますので、この機会に一度、仕事と育児の両立支援について
自社の制度の見直しを検討されてみてはいかがでしょうか。
(中川コメント)
クルミン認定を受けると、ホワイト企業のイメージが高まるで
しょう。
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[題名] 社員と、もめごとを起こさない就業規則の作り方セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 38,000円(税別) 41,800円(税込) 人数不問
[日時] 12月14日(火) 10時00分~16時30分(5.5時間)
1月27日(木) 10時00分~16時30分(5.5時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html
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編集後記
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「お母さんによろしく」は「よろしく」ということではない
別れ際によく「......では、お母さんによろしく」ということ
があります。いわれた子どもは「おばちゃんが『お母さんによ
ろしく』っていってたよ」などと伝えますが、これは巌密には
間違ったことばのやりとりなのです。
「よろしく」は「よろしく伝えてくれ」の意味で、「よろしく」
の中身は子どもに任されているのです。
つまり、「達者でお暮らしください」「一度遊びに来てください」
など「おばちゃ」がいいそうなことならなんでもよいのです。
それを、たんに「よろしく」だけではなんの意味もありません。
ここは「よろしく」などと中途半端なことばを使わず、
「"お元気で"と伝えてね」などとはっさりいうべきでしょう。
(間違いことばの本 講談社より)
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