派閥ができて会社の雰囲気が悪くなりました。

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[題名] 同一労働同一賃金に対応 60歳以上の給料の決め方セミナー
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] レジメ 38ページ 資料編 44ページ
[料金] 21,000円(税別) 23,100円(税込) 人数不問
[日時]  1月31日(月) 13時30分~16時30分(3時間)
2月25日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
3月25日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2022年1月2日 VOL.5092
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正月の年賀状書きからはじまって、

(続きは編集後記で)

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派閥ができて会社の雰囲気が悪くなりました。
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スタッフの人数が40人を超えた2011年ごろから、会社の雰囲気が
悪くなりました。
創業時の温かな空気はなくなり、派閥が生まれ、あちこちでヒソ
ヒソ話が飛び交うようになったのです。
「人手が足りなくて忙しい」「優遇されている人とそうでない人が
いて不公平だ」「仕事が溜まっているのに、残業禁止なんておか
しい」など、渦を巻く不満。

社内はマイナスオーラに包まれ、仕事にも支障が出かねない状況で
した。

こう対処しました

派閥は、不満や愚痴が糸口となって生まれます。
そのため、スタッフの不平・不満を一度、洗いざらい明らかに
しなければ、と思いました。
事業管理者を通じて不平・不満をすべて箇条書きにしてもらい、
一つひとつに対し、私が回答を出していく作業を行ないました。

特に多かったのが、「人手が足りなくて忙しい」という不満でした。
仕事量を考えると、人手は足りているはずなのです。
それでも忙しいと、いうことは、効率の悪い動きがあるのかも
しれないと考えました。

そこでまず、1週間分のスケジュール予定&実施表を作成し、
全スタッフに配布して記入してもらいました。
その表をすべてチェックし、
「これはムダ」
「この動きはおかしい」
「○○さんは同じ作業を○分でやっている」など、細かく赤ペンを
入れて本人に返しました。

私の赤入れに納得できないスタッフには、何度も同じ作業を繰り
返し、わかるまで説明を続けました。

「忙しい」のは人手不足だけが原因ではありません。
一人ひとりのスケジュール管理が不十分なことが多いのです。
時間管理の方法を一つひとつ丁寧に伝えていく努力をしました。

また、「不満を無貴任に口に出してはいけない」という話も、
真剣にスタッフに伝えました。
何に引っかっているのかを自分でわかっていない人もいるので、
それを漠然とした不満ではなく、何がどのように困っていて、
どうしたいのか、どうすれば改善できるのかをシンプルに明確に
し、前向きな改善につなげていきました。

愚痴の多い人の対応に困っていたとき、入社前の面接が大切だと
先輩経営者から教えてもらいましたが、なかなか難しいものです。
対策としては、その人が居づらくなるような環境にするしかあり
ません。

冒頭でもお話ししましたが、派閥の糸口になるのは不満や愚痴。
つまり、その人が言う愚痴に、他のスタッフが同調しないような
環境をつくるしかありません。

派閥づくりが好きな人を観察していたら、「こうやって派閥を
つくるのか」と、その過程がよくわかりました。

同僚と業務の話をしながら、そこにさりげなく自分の愚痴を入れる
のです。
たとえば、クライアントさんにお茶を入れるとき、同僚の女性に
「このお茶は温かいほうがおいしいので、温かいお湯で入れて
くださいね」と言いつつ、「こんなお茶のことまで上から細かく
指導を受けちゃって、私、本当につらいんですよ」と嘆いてみせる。

そのとき「温かいほうがいいのですね。わかりました」と言う
女性とはそれで終わり。
「そんな細かいことまで言われるんですか?大変ですねえ」と
同調してくる女性には、「そうなんですよ。他にもこんなことが、
あんなことが……」としゃべりはじめて、自分の派閥の一員に
していく。
とても巧みな根回しをするのです。
ある意味、感心してしまうほどです。

その辺の動きをよく観察し、派閥をつくる前に止めるのです。
たとえば、みんなの前で、「最近、仕事の愚痴を言って派閥をつく
ろうとしている人がいるようですが、みなさんは派閥をつくるのが
好きですか?」と、先に手を打って聞いてしまう。
すると、ほとんどの人が「派閥は嫌です」と言います。
それを確認したうえで、「では、もしも誰かが愚痴を言ってきたら、
『今忙しいので』とか言って、話を聞くのをやめましょうね」と
念押して、派閥をつくれないように仕向けるのです。
気持ちよく、楽しい毎日を過ごしたいのは誰でも同じ。
経営者として、一人ひとりにその思いを伝える努力をしていき
ました。

それからCOCOーLOには、同じ思いを抱えた人が入社してきて
くれるようになりました。

(中川コメント)
本日の記事は、「働きやすさを本気で考えたら、会社が5倍になり
ました。 雅楽川陽子著 同文社刊」https://amzn.to/3uFnAEV
から抜粋しました。

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[題名] 社員と、もめごとを起こさない就業規則の作り方セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 38,000円(税別) 41,800円(税込) 人数不問
[日時] 1月27日(木) 10時00分~16時30分(5.5時間)
2月22日(火) 10時00分~16時30分(5.5時間)
3月 3日(木) 10時00分~16時30分(5.5時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/005_web.html

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編集後記
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正月の年賀状書きからはじまって、

「虚飾拝礼」という言葉がありますが、虚飾拝礼どころか、日本の
年中行事は、どこかのメーカーが商品イベントを考え出すたび、
年々増えていくような気がします。

正月の年賀状書きからはじまって、輸入もののハロウィーン、
クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーなど、年中ひっきり
なしに行事がつづくのは、日本人にとっても、いいかげん苦痛です
から、在日外国人にとってはもっと苦痛。
批判の声もずいぶんあがっています。

歳暮や中元、バレンタインの義理チョコなんてのは、心尽くしと
言うよりも、義務感で行うわけですから、その季節には気が重く
なるようです。

一方で、5月の菖蒲湯とか、正月の7日明けの七草がゆ、盆踊り
などは、外国人にエキゾチックと映るようで、ウケがいいのです
が、なぜかこちらはすたれぎみ。
それも、批判の的となっているようです。

日本人ビジネスマンと結婚している外国人の奥さんたちにとっては、
年中行事が会社単位なのも不満のタネ。
ダンナが、クリスマスパーティだの忘年会だの、会社の行事に
しょっちゅうかりだされて、疲れて家では寝てばかりというのでは、
文句も言いたくなるというものでしょう。

(雑学なんでもBOOK 新星出版社刊)https://bit.ly/2HVOR2X

 

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