夏のボーナス 経団連集計
[Web双方向セミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] 同一労働同一賃金に対応 60歳以上の給料の決め方セミナー
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] レジメ 38ページ 資料編 44ページ
[料金] 21,000円(税別) 23,100円(税込) 人数不問
[日時] 7月 7日(木) 13時30分~16時30分(3時間)
7月 8日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
8月 9日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
8月24日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html
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****60歳以上の給料の決め方セミナー 申し込み**************
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2022年6月22日 VOL.5264
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◆熱血先生 今日も走る!「子は宝です」 第39回
「すべての行動には意味がある」
中野 敏治
(続きは編集後記で)
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夏のボーナス 経団連集計
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経団連は21日、大手企業の2022年夏季賞与(ボーナス)の1次集計
結果を発表しました。
16業種105社の平均妥結額は92万9259円で、21年夏と比べ13.81%
増えました。
上昇幅は現行方法で集計を始めた1981年以降で最大でした。
新型コロナウイルス禍からの経済活動の回復を受けて、4年ぶりの
プラスに転じました。
(中川コメント)
大手企業の夏の賞与が93万円、13.81%増、中小企業の経営者は
見たくもない数字でしょう。
一年分かと勘違いしかねません。
賞与は会社の業績に応じて払うものですから、大手企業がいくら
だったとかは気にしなくてもよいです。
とは言っても気になるでしょう。
10人から99人規模の令和3年の賞与額は年間563,600円(厚労省の
賃金構造基本統計)です。
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[Web双方向セミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場!
[題名] 同一労働同一賃金に対応 60歳以上の給料の決め方セミナー
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] レジメ 38ページ 資料編 44ページ
[料金] 21,000円(税別) 23,100円(税込) 人数不問
[日時] 7月 7日(木) 13時30分~16時30分(3時間)
7月 8日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
8月 9日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
8月24日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html
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編集後記
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◆熱血先生 今日も走る!「子は宝です」 第39回
「すべての行動には意味がある」
中野 敏治
「教頭先生、三年A組の男子が二人、授業に出ていないんです」
と言いながら、若い英語の先生が慌てて職員室に入ってきた。
そこにいた職員は全員、その生徒を探しに職員室を飛び出した。
その学校に教頭として着任をした一年目の秋のことだった。
事務職員に職員室にいてもらい、少し時間をおいて私も彼らを探し
に行った。廊下で職員とすれ違うと、首を横に振っていた。なか
なか見つからないのだ。
クラスでもやんちゃ気味の二人の男子生徒。「学校にはもういな
いかもしれませんね」「他校の生徒のところへ行ってしまったの
かもしれないですよ」。そう声をかけてくる職員もいた。
もし私だったらどこに行くだろうか、と、ふと考えた。
校地内で見つかりにくい場所を考えた。
「もしかしたら…」と、思い浮かぶ場所があった。校舎の裏に
ある物置と給油庫の間かもしれない。足音を立てず、そっとその場に
向かった。人の気配を感じた。彼らがいた。二人は給油庫に寄りかか
るようにして、しゃがんでいた。私を見ると、慌てて逃げようとした。
「ちょっと待って。ここに座っていていいから」
彼らは怒られると思っていたのだろう。きょとんとしていた。
「授業をサボっているんだって。もう少しサボっていいから。先生も
少しここで仕事をサボるかな」
そう声をかけると、彼らの顔の表情が柔らかくなった。彼らが
並んで腰を下ろすと、二人の間に割り込むように私が座った。
「教頭先生、仕事サボって校長先生に叱られないのかよ」
「二人だって、授業サボっていて、先生に叱れないのか?」
「え、教頭先生だって、先生じゃん。叱らないのかよ」
「あ、そうだな。叱られたいのか?」
そんな会話をしていると、彼らが急におかしなことを話し出した。
「教頭先生って、俺たちと同じ匂いがする」
「なんだよ、そんなに臭いか?」
「そうじゃない。教頭先生も中学校の時、やんちゃだったでしょ」
同じ目線で彼らと話しているからそう思ったのだろう。
「先生は、やんちゃじゃないぞ」
「え、嘘を言わなくていいから。ちゃんとわかるから。校長先生には
内緒にしておくから」
彼らは、完全に私を仲間と思って話をしてきた。確かに授業を
サボっている彼らと仕事をサボると言った私は同じだと思ったの
だろう。
「でも、なんで授業に出ないんだ」
私の言葉に、彼らは下を向いた。少しの沈黙の後、一人の生徒が
話し始めた。
「教頭先生、俺たち授業を受けていても、全然わからないんだよ。
黒板に書いてある英語も読めないし、意味もわからないし」
その言葉を聞いて、もう一人の男子生徒が話し始めた。
「仕方ないよな。俺たち、ずっとサボってきたんだしな」
「授業がわからないから、授業を抜け出したのか?」
そう言葉を返すと、彼らは黙ってしまった。少し間をおき、つぶ
やくように彼らが心の中の言葉を話し出した。
「それだけじゃないんだよ。だって、もうそろそろ進路先を決め
なければいけないのに、俺たち、どうしたらいいんだかわからなく
なっちゃって」
そのまま二人はうつむいた。普段のやんちゃな姿はそこには
なかった。私は彼らにどう言葉をかけていいのか迷ってしまった。
ありきたりの言葉では、私の本心ではないと彼らはすぐにわかると
思った。私もうつむいてしまった。
「諦める時は今ではないと思う。まだ時間はある」としか彼らに
話せなかった。うつむいていた二人は顔を上げた。
「受験科目は英語だけじゃないし、ほかの教科もあるし、やれるだけ
やるか」
力のない声だったが、ちゃんと聞きとることができる言葉だった。
「どうする?」と彼らに声をかけた。
「え、どうするって?」
「授業だよ」
その時、足音が聞こえた。私が口の前に人差し指を立てて、
「静かに」というサインを彼らに送った。二人は首を縮めるように
言葉を止めた。
彼らを探している先生の足音とわかった。私はもう少し彼らと
話したかった。足音が去っていった。
二人は顔を合わせてから小さな声で、「授業に行くか」と腰を
あげようとしたが、それを止めた。
「足音、聞こえただろう? 今二人のことを全職員で探しているんだよ。
二人のことを心配しているから、先生方はあんなに一生懸命に走り
回っているんだよ。わかるか?」
二人は素直な目でうなずいた。
「校舎に戻って、黙って教室に入るんじゃないよ。その前にすること
あるよな。心配をしてくれる大人がいるってことは幸せなんだぞ。
先生は先に職員室に戻るから」
そう言って、彼らよりも先に腰をあげ、職員室に戻った。しばらく
すると二人が職員室にきた。担任の先生が彼らを叱ろうとした時、
彼らの目が赤いことに気がついた。あのやんちゃな子が泣いていたの
だ。
自分たちの進路で悩み、授業がわからない状態で教室にいた彼ら。
でも授業がわからないとは誰にも言えなかった。今までのやんちゃ
ぶりからすれば自業自得と言われても仕方ないと思っていたのかも
しれない。時間だけが過ぎ、受験校を決める時期まできていた。
焦りと後悔。そんな状態の彼らだった。
担任の先生は彼らに何も問わず、英語の授業が行われている教室に
二人と一緒に向かった。
きっと教室まで行く間に彼らは担任に「ごめんなさい」と言ったの
だろう。職員室に戻って来た担任は嬉しそうな顔をしながらも目に
涙をためていた。
(子は宝です)
(プチ紳士からの手紙 より http://giveandgive.com/)
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