◆今月の経営格言
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[内容] 拍子抜けするほど簡単な賃金制度の作り方セミナー
[価格] 38,000円 税別 (41,800円税込)
[日程] 9月21日(水)10時~16時30分
10月18日(火)10時~16時30分
11月22日(火)10時~16時30分
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2022年9月11日 VOL.5344
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妻子ある男性には手切金を請求できない
ホント?
ウソ?
続きは編集後記で
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◆今月の経営格言
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◆今月の経営格言
「ビジネスの世界で勝つには、『何がなんでも』という
気迫で、なりふり構わず突き進んでいくガッツ、闘魂
がまずは必要である。」
稲盛和夫(京セラ株式会社創業者)
出所:「燃える闘魂」(毎日新聞社)
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冒頭の言葉は、
「経営者の揺るぎのない信念や情熱が、企業を成長させる原動
力となる」
ということを表しています。
稲盛氏は、心をベースとした経営を説くなど、経営において
「心」が重要な要素であると考え、また、それを実践することで、
オイルショックをはじめ、さまざまな困難を乗り越え京セラを
世界的な企業へと導いてきました。また、2010年1月に会社更生
法の適用を申請した日本航空グループ(現日本航空株式会社。
以下「JAL」)の再生に尽力した稲盛氏ですが、順調に再生へ
の歩みを進めることができた要因も、従業員の心の変化にあり
ました。
JALの再生に際しては、賃金ダウンなどの労働条件の悪化、路線
の大幅な縮小、航空機をはじめとした機材や設備も当初は更新
せずに古いものを使用するなど、再生に対して“追い風”と
なる要素は、ほとんどありませんでした。こうした厳しい状況
の中で、良い方向に変わったものは、人の心であったと稲盛氏
は述べています。
稲盛氏は、当初、「倒産した」という危機意識が希薄な従業員
などに対して、その事実を認識させると同時に、「人間として
正しいことを追求する」を経営の判断基準とするなど、京セラ
などで実践してきたことを研修などを通じて伝えて、社員の
意識改革に取り組みました。その結果、幹部、社員一人一人の
中に、自分のためだけではなく、会社のため、お客さまのため、
社会のために何ができるかという真摯な心が根付いてきました。
こうした心の変化が“追い風”となりJAL再生の大きな原動力
になったのです。
経営における心の重要性を知る稲盛氏の目には、経営不振の
原因を経済環境や市場動向といった外部環境に求めることの
ある最近の経営者は「燃える闘魂」が欠けていると映ってい
ます。「燃える闘魂」とは、弱肉強食の厳しいビジネスの世界
で勝ち抜いていくためには、いかなる格闘技にも勝る激しい
闘争心が必要だということを示したもので、稲盛氏が事業を
成功に導くための普遍的な要諦をまとめた「稲盛経営12カ条」
(注)の一つとしても知られています。稲盛氏は、敗戦後の
厳しい環境の中から、世界的な企業を育て上げてきた松下
幸之助氏や本田宗一郎氏などの名経営者たちの姿や、自身の
経験から、定めた目標を何がなんでも実現してみせるという
強い心があれば、どんな困難でも乗り越えられると言います。
稲盛氏のその信念は次の言葉にも表れています。
「不可能を可能に変えるには、まず『狂』がつくほど強く思い、
実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと。それが人生に
おいても、また経営においても目標を達成させる唯一の方法
なのです。」
経営者であれば、誰しもが、情熱を持って経営に当たっている
はずです。しかし、経営者も人間である以上、困難な状況に
直面したり、思うような成果が得られなかったりしたときには、
諦めや弱気な気持ちが心中をよぎることもあるでしょう。また、
外部環境という経営者自身がコントロールできない要因に経営
が翻弄されてしまうことも紛れもない事実です。
しかし、トップである経営者が、「もう無理だ」と諦めてしま
えば、会社が成長・発展する道は閉ざされてしまいます。逆に、
いかなる状況に直面しても、経営者が「燃える闘魂」を持ち
続けて経営のかじ取りを行えば、それが企業を成長・発展させ
る原動力となり、前進するための道を切り開いていくことが
できるのです。
そうした意味では、本当に困難な状況に直面したときでもなお、
「何がなんでも企業を成長に導く」「必ず目標を達成する」と
いう不退転の決意を経営者が持つことは、厳しいビジネスの
世界で会社が生き残っていくための必須条件といえるでしょう。
(注)「稲盛経営12カ条」とは、以下のの12カ条からなります。
「1.事業の目的、意義を明確にする」
「2.具体的な目標を立てる」
「3.強烈な願望を心に抱く」
「4.誰にも負けない努力をする」
「5.売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える」
「6.値決めは経営」
「7.経営は強い意志で決まる」
「8.燃える闘魂」
「9.勇気をもって事に当たる」
「10.常に創造的な仕事をする」
「11.思いやりの心で誠実に」
「12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で」
【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。
【経歴】
いなもりかずお(1932~2022)。
鹿児島県生まれ。鹿児島大学卒。
1959年、京都セラミツク株式会社(現京セラ株式会社。
本稿では「京セラ」)設立。
1966年、社長就任。
【参考文献】
「燃える闘魂」(稲盛和夫、毎日新聞社、2013年9月)
「生き方 人間として一番大切なこと」
(稲盛和夫、サンマーク出版、2004年8月)
「KAZUO INAMORI Official site」(京セラ株式会社)
「盛和塾 ウェブサイト」(盛和塾)
(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉
事業団」が提供する情報を転載しました。
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編集後記
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妻子ある男性には手切金を請求できない
ホント?
ウソ?
答え
ホント
妻子ある男性と関係をもつことは一夫一婦制の現秩序に反し、
公序良俗に背くものですので、法律上は何らの保護も受けるこ
とができません。
たとえ、関係を統ける代償や別れる代償に、生活費や慰謝料を
もらう約束ができていても(一筆書いてもらっていても)、それ
は無効なのです。
それどころか、相手の男性の奥さんから訴えられれば、
女性の方が慰謝料を払うはめにもなりかねません。
すなわち、妻(夫)は、夫(妻)の貞操に対して侵害されない
権利をもっているため、その貞操権を侵してしまうことになる
わけてす。
ところで、妻子ある男性の間に生まれた子供については全く
別問題です。子供には何の罪もないのですから、養育料に
ついてもその父と母が資産、収入に応じて負担するべき
でしょう。
もっとも、それ以前に認知という厄介な問題がありますが…。
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むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、
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