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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2022年9月15日

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スペインに行けば納得するシエスター(お昼寝)の習慣。

(続きは編集後記で)

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編集後記
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スペインに行けば納得するシエスター(お昼寝)の習慣。

スペインには、シエスタ(昼寝)の習慣があります。
季節や職場などによっても違いますが、だいたい午後1時半から5時
ぐらいまで、スペインの商店やオフィスは、シエスタで休みになる
ようです。

わたしたちから見れば、非能率的と思われる習慣ですが、実際に
真夏のスペインに行ってみれば納得。シエスタは、スペインの気候
に合わせて生まれた習慣なのです。

シエスタの習慣が生まれたのは、スペイン南部のアンダルシア地方
ですが、この地域は、夏にはたいへんな猛暑となります。午後7時
過ぎでも摂氏40度というぐらいで、夏場の気温は日本より高いの
です。

そこで、アンダルシアの農民たちは、昼食の後、炎天下で野良仕事
をするよりも、木陰でひと眠りしてリフレッシュし、陽が傾いて
から、また仕事をするようになりました。
これが、スペイン中に広まったわけです。

ただし、最近では、ECへの加盟や観光客の急増などのため、
炎天下に関係のない都会の大百貨店や美術館などで、シエスタを
廃止するところも出てきたようです。

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