副業が発覚したので懲戒処分したい

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年1月17日 VOL.5471

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脳はものすごい"大食漢" なり

続きは編集後記で

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副業が発覚したので懲戒処分したい
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Q
当社では許可なく副業をしてはいけないと。就業規則に記載され
ています。
Aさんが許可なく副業していることが発覚しました。
懲戒処分をしてもよいですか?

A
[結論]
懲戒処分をしても良いです。

[理由]
就業規則に明記されているからです。

[補足]
懲戒処分にあたっては
1.副業をしている理由とその実態を確認
2.会社の業務への影響度を確認
しましょう。
就業外の行為なので、その点を考慮した処分がよいでしょう。

(中川コメント)
ある会社でのこと、社員が借金の返済のために、やむなく副業を
していたことがありました。
その会社は本人の健康を考慮し、借金の肩代わりをしました。
事情によってはこのような対応も考えられます。
いかにも中小企業らしい対応ですね。

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編集後記
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脳はものすごい"大食漢" なり

人間の脳は体重の2~3%しかない。
1300~1500g程度だが、じつは脳は大飯
食らいの器官である。

どれくらい大食らいかといえは、脳は全血
量の15%を消費している。酸素は血液によっ
て全身に運ばれるが、脳はもちろん酸素も多
量に消費している。全身の酸索量の20~25%
を消瞥している。エネルギーでいえは、脳は
1日に約500キロカロリーのエネルギーを
使っている。これは体全体が必要とするエネ
ルギーの約20%に当たり、その消費量は心臓
の約2倍に相当する。脳はこのように大食漢
であるとともに、偏食家でもある。脳はブド
ウ糖しか食べない。体のはかの部分はほとん
とがタンパク質、脂肪、糖質の3大栄養素を
エネルギーとしているが、脳は糖質のブドウ
糖しかエネルギーにできないのである。

だから朝食をとらずに学校や会社に行った
りすると、脳か必要とするフドウ糖か足りな
くなり、午前中に頭がぱーっとしてきたりす
る。

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