懲戒解雇をほのめかした退職勧奨
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[題名] 同一労働同一賃金に対応 60歳以上の給料の決め方セミナー
[講師] 中川清徳（中川式賃金研究所 所長）
[配布] レジメ 38ページ 資料編 44ページ
[料金] 21,000円（税別） 23,100円(税込) 人数不問
[日時] 2月16日(木) 13時30分～16時30分（3時間）
3月23日(木) 13時30分～16時30分（3時間）
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html
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労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者： 中川清徳 2023年2月1日 VOL.5486
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普通の鍋に重しをのせれば圧力鍋になる？！
続きは編集後記で
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懲戒解雇をほのめかした退職勧奨
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Q
Ａさんは不祥事を起こしました。懲戒解雇したいところですが
穏便にすませるため、退職勧奨を検討しています。
退職勧奨をするとき、自主退職しない場合は懲戒解雇すると
ほのめかすことはダメですか？
A
[結論]
ダメです。
[理由]
懲戒解雇は懲戒委員会等で決定するものであり、それが決まって
いない段階で、懲戒解雇をほのめかすのはウソの情報に
なるからです。
[補足]
自主退職は本人の自由の意思で決めるものです。
ウソの情報を話すことはそれに反します。
（中川コメント）
退職勧奨をするときに、懲戒処分の軽いものから重いものまで
列挙して、自主退職しない場合は、懲戒処分をすると伝えることは
良いです。
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編集後記
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普通の鍋に重しをのせれば圧力鍋になる？！
豆や魚の煮物などは、長時間コトコト火にかけることで、内部
までやわらかく煮上がる。そんなとき、圧力鍋を使えば、魚なら
骨までやわらかく、豆なら芯までやわらかく、しかも短時間で
煮上げることができる。
圧力鍋を使ったことがない人のために説明しておこう。
ふつうの鍋は、本体の上にフタをぽんと置くだけだが、圧力鍋は、
本体とフタが密着するためのパッキンや、フタをきつく閉める
ハンドルがついている。
使い方は、鍋に水と豆などを入れて、鍋本体とフタをきっちり
密閉して加熱する。
沸騰したら、内部にたまった蒸気を逃がす弁を開け、シューシュー
と蒸気を逃しながら、さらに加熱する。
それにしても、本体とフタを密着させるだけで、どうして短時間の
うちに食材が煮えるのだろうか？ これは、水を例にすると、
わかりやすいかもしれない。
地上で水が沸騰する温度は100℃だが、水の沸点は気圧が下がる
ほど低くなり、気圧が上がるほど高くなる。圧力鍋は、その気圧
と沸点の関係を利用した調理器具といえる。
圧力鍋の場合、密閉状態で加熱するため、鍋の内側の気圧が上がる。
内部の気圧が1気圧を超えると、水の沸点も10 0 ℃を超える。
その高温状態のなかで煮られるので、豆などのかたいものも、
短時間でやわらかく仕上がるのだ。
だからといって、ふつうの鍋のフタに重しをした程度では、圧力鍋
の命である”密閉性”はじゅうぶんに得られないので、圧力鍋のような
効果は期待できない。
(退屈知らずのすべらない雑学 河出書房新社刊より）
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