接待ゴルフへの参加を拒否する社員
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[内容] 採ってはいけない人を見抜く！適性検査セミナー
[価格] 15,000円（税別） 16,500円(税込)
[日程] 7月13日(木) 14時00分～16時00分 ２時間
8月21日(月) 14時00分～16時00分 ２時間
9月21日(木) 14時00分～16時00分 ２時間
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/113_web.html
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**[申込み書]採ってはいけない人を見抜く！適性検査セミナー**
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社長、上司が「あの人はすごい！」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし！大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者： 中川清徳 2023年6月30日 VOL.5276
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◆親孝行
「息子の絵」
続きは編集後記で
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接待ゴルフへの参加を拒否する社員
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Q
接待ゴルフに参加するように依頼しても拒否する社員がいます。
理由は、休日手当がでないからというのです。
遊びで本人も楽しんでいるのに休日出勤はないと思います。
接待ですからプレー代は全額会社負担しています。
実際、本人以外はよろこんで参加しています。
強制的に参加させることはできますか？
A
[結論]
強制できません。
[理由]
出勤扱いをしていなからです。
[補足]
顧客接待のための飲食やゴルフは時間外や休日に行われる
ことが多いです。
それに強制的に参加させるのであれば、業務上、必要性で
あることが条件となります。そのうえで、労働時間として
賃金を払うことになります。
（中川コメント）
中川は接待ゴルフ同行の指名を心待ちにしていました。
だって、プレー代、食事代が会社負担ですし…。
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編集後記
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◆親孝行
「息子の絵」
あれは息子が高校生の時。
突然「漫画家になりたい」と言われ、反対した。案の定、息子
は「別に応援なんかして欲しくない」とふくれっ面。
しかし五年後、夢を叶えた。正確には漫画家のアシスタント
だが、何とか生活が成り立っているようだ。そんな息子に、
最近、私の方から手紙を出すようになった。きっかけはパー
キンソン病。
実を言うと一昨年、私はパーキンソン病と診断された。
リハビリをしなければすぐに寝たきりになると言われ、体操
教室と絵手紙教室に通うことにした。そうは言っても最初は
絵を描くのに苦労した。イラストを描くなんて学生以来だ。
だけど描いているうちに楽しくなり、賞に入ることも増えた。
たまらずこれを誰かに報告したくなった。そう息子だ。
『あの時は反対してごめんなさい。絵を描くことは楽しい
ですね』
この文章と共に、私はガーベラの絵を添えた。ガーベラの
花言葉である『希望』に願いを込めて。
するとすぐに返事が来た。さすがは本職の息子。イラスト
の緻密さはピカイチだった。だが一つだけ気になることが。
それは絵のモチーフだ。ある時は、タヌキ。別の日はタコ。
おむすびの時もあった。どれもこれも季節感がないもの
ばかり。
これに何の意味があるのだろうか。せめてひと言くらい添えて
くれればいいのに。ずっとそんなことを思っていた。
しかし年越しのニュースを見た時、その答えがわかった。
これらは全て『縁起物』だった。
タヌキは、他を抜くように。
タコは、多幸。
おむすびは、縁をむすぶ。
それがわかった途端、急に胸が熱くなった。こんな親父でも、
こんな風に応援してくれるなんて。イラストに隠された
メッセージに息子の愛を感じた。「幸あれ」なんて言われなく
ても、一生懸命描いたタコがそれを伝えてくれる。
絵ってすごいなと心から思った。
ただ懸命なリハビリをしても病気の進行は抑えきれず、
今月から車椅子生活になった。数字の「一」を書こうとすれば
手が震え、まるで昆布のよう。それでもいいと今は思える。
昆布は喜（ん）ぶ。絵を通じて息子と通じ合えることが
いまは最高の喜びだ。
そんな息子からこの前ハガキが届いた。紙面いっぱいにデカ
いみかんの絵。はて。みかんはどんなメッセージだろうか。
考えた挙げ句、息子に聞いてみた。
「それみかんじゃないよ。伊予柑だよ」
息子は電話口で笑った。そのあとは聞かなくてもわかった。
これは「いい予感」がするな。
やっと話せるようになった私たち。
親子の未来は、ちょっとだけ、明るくなった気がした。
ペンネーム：つよしさん
(プチ紳士からの手紙 より ）
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