◆今月の経営格言 駒崎弘樹
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発行者: 中川清徳 2023年9月18日 VOL.5356
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熱が出たら、冷たいタオルで頭を冷やす
続きは編集後記で
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◆今月の経営格言 駒崎弘樹
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◆今月の経営格言
「あなたしかできないメールの書き方をしてほしいわけ
ではない。自己実現と社会実現を重ね合わせてほしい、
と思っています」
駒崎弘樹
(認定特定非営利活動法人 フローレンス代表理事)
出所:「日本経済新聞電子版セレクション
(2013年10月29日付)」(中央公論社)
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冒頭の言葉は、
「メンバーが組織のビジョンを意識しながら日々の業務を
進められるよう、リーダーが具体的な言葉で語ることが
重要である」
ということを表しています。
駒崎氏が病児保育を手掛けるフローレンスを設立したきっかけ
は、ベビーシッターをしていた自身の母親の顧客だった女性が、
子どもの発熱で会社を休み、解雇された話を聞いたことでした。
駒崎氏は、「子どもが熱を出すのも、母親が子どもを看病する
ことも当たり前のことなのに、なぜ仕事と育児を両立できない
のか」と疑問に感じ、仕事と育児を両立できる社会の実現を
目指して、病児保育事業を手掛けることを決意しました。
フローレンスのサービスの特徴は、掛け捨て式の会費を支払う
共済型の仕組みを用いて、利用者の負担を抑えている点です。
また、従来の団体では保育園などの自前の施設で保育事業を
行っていたのに対して、フローレンスでは保育スタッフが
利用者の自宅を訪れて子どもを預かるなど、ユニークな事業
モデルを構築し、補助金に頼らない運営を実現しています。
こうした実績から駒崎氏はボランティアの延長といった色合い
が強かった日本のNPOのイメージを変え、社会企業家として
注目を集めています。
また、フローレンスでは病児保育だけでなく、長時間労働が
常態化している働き方を変えることを目的とした事業なども
手掛けています。駒崎氏が働き方を変えようと考えたきっか
けの一つは、優秀なスタッフが業務が多忙であることを理由
にフローレンスを辞めていったことでした。駒崎氏は自分を
含めて、フローレンス全体で定時での出退社を推進しようと
したものの、業務量が多く、思う通りには進みませんでした。
そこで、会議の際はメンバーを精査して参加人数を減らした
り、全ての業務を2人体制にしたりして、休暇を取得しやすい
体制を整備しました。
この働き方を変える取り組みの際に、駒崎氏が苦労したのは、
スタッフの意識を変えることでした。中でも多くの管理職は
責任感が強いことに加えて、「忙しいこと=自分が組織に
必要とされていること」と考えており、それをモチベーション
にしている人が多かったようです。
駒崎氏はスタッフに対して、「オレがいなきゃダメは禁句」
と伝え、どのスタッフが欠けても業務に支障をきたさない
組織とすることが、職務であると継続して説きました。
また、フローレンスが世界一働きやすい職場となることが、
社会の働き方を変えるきっかけとなると繰り返し訴えて、
スタッフの意識を変えていきました。
駒崎氏は、地域の祭りを運営する際の有志を例に、NPOやイン
フォーマルな組織をまとめるためには、次のような視点が
重要だとしています。
「ビジョンによって共感を高め、ロジックではなく感情に
タッチする動機づけを行えなければ、地域の人々は動いて
くれないものなのです」
多くのNPOは企業に比べると就業条件が恵まれているとは
いえません。それでも、NPOに参加して、業務を遂行する人
が後を絶たないのは、組織のビジョンに対して強く共感し、
その達成に向けて自分の力を役立てて、自己実現を果たし
たいと考えている人が多いからではないでしょうか。
しかし、実際には「忙しいこと=自分が組織に必要とされ
ていること」によって自己実現を果たそうとする人がいる
ように、当初は組織のビジョンと個人のビジョンが一致
していても、日々の業務に取り組む中で2つのビジョンが
ずれてしまうこともあります。
そのため、リーダーは、共感できる組織全体のビジョンを
示すだけでなく、一歩進んで、「あなたにしかできない
メールの書き方をしてほしいわけではない」など、組織の
ビジョンを思い起こさせ、社員に果たしてもらいたい職責
を伝える、具体的な言葉を投げ掛ける必要があるといえる
でしょう。
一方、社員は個人であり、性格や考え方、生活環境がそれ
ぞれ異なります。企業の場合はビジョンに対する共感だけ
でなく、報酬や社会的地位などさまざまな要素をモチベー
ションとしている社員が集まっています。リーダーは組織
のビジョンを実現していく過程で、個々の社員が個人的な
ビジョンを達成したり、モチベーションを高めていくこと
ができないかについても、ある程度配慮していく必要が
あるでしょう。
こうしたリーダーの配慮やフォローといったものが、社員
のモチベーションを高めることにつながるのです。
【本文脚注】
本稿は、注記の各種参考文献などを参考に作成しています。本
稿で記載している内容は作成および更新時点で明らかになって
いる情報を基にしており、将来にわたって内容の不変性や妥当
性を担保するものではありません。また、本文中では内容に即
した肩書を使用しています。加えて、経歴についても、代表的
と思われるもののみを記載し、全てを網羅したものではありま
せん。
【経歴】
こまざきひろき(1979~)。
東京都生まれ。慶應義塾大学卒。学生時代にIT企業を設立後、
2004年、特定非営利活動(NPO)法人フローレンス(本稿では
「フローレンス」)設立(2012年に認定NPO法人を取得)。
【参考文献】
「日本経済新聞電子版セレクション(2013年10月29日付)」
(日本経済新聞社、2013年10月)
「日本経済新聞電子版セレクション(2013年12月12日付)」
(日本経済新聞社、2013年12月)
(中川コメント)
本日の記事は弊社が有料会員となっている「中小企業福祉
事業団」が提供する情報を転載しました。
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編集後記
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熱が出たら、冷たいタオルで頭を冷やす
昔から、かぜなどで熱が出たら、冷たいタオルで額を冷やす
家庭療法がある。 確かに冷やっとして気持ちいいが、じつは
主な効果はそれくらい。
額には太い血管が通っていないので、体を冷やして熱を下げる
効果はあまりない。
体を冷やすには、太い血管のある脇の下やそけい部(股のつけ
根の内側)、首の後ろなどに冷たいタオルを当てるとより
効果的だ。
強烈な効き目のある解熱剤とは違って、こうしても体温が
一気に下がることはない。体力の消耗を防ぎ、しんどさをやわ
らげるためにも、適度に体を冷やすようにしよう。
ただし、冷やすのは悪寒がなくなり、熱がピークに達して
から。
まだ熱が上昇中で、ぶるぶる震えている間は逆に体を温めた
ほうがいい。
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ご注意
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このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。
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