残業は30分単位で切り上げ切り下げをしている

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[題名] 通勤手当の払い方セミナー
[対象] 経営者、総務人事部長、課長、人事担当者
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[配布] レジメ 25ページ
[料金] 15,000円(税別) 16,500円(税込) 人数不問
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[日時] 1月16日(火) 13時30分~15時00分(1.5時間)
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年11月29日 VOL.5428
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人間はあたりまえのように死ぬのがいい

続きは編集後記で

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残業は30分単位で切り上げ切り下げをしている
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Q
当社は一日の残業時間は30分単位で切り上げ切り捨てを
しています。
損をする場合もありますが、得をすることもあり、長い目で
見れば損得はないからです。
しかし、ある社員がそれは違法ではと問い合わせがありま
した。
違法ですか?

A
[結論]
違法です。

[理由]
残業した時間は払わなければ賃金不払いとなるからです。

[補足]
残業時間を集計して月単位での切り上げ切り捨ては
認められています。
通達 昭和63年3月14日基発150号

[補足2]
タイムカードの打刻時間をもって残業として1分単位で
残業代を払うようにというのが労基署の指導です。
タイムカードの打刻時間と始業、終業時刻は一致しない
のが普通です。理不尽な指導と感じます。

(中川コメント)
出勤簿や作業日報で労働時間を記録することを推奨します。
https://bit.ly/3jxLFru (短縮)

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編集後記
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人間はあたりまえのように死ぬのがいい

プルタークの『英雄伝』などを読むと、ローマの英雄の中には
日本の英雄豪傑のような人がたくさん出てくる。
そういう英雄たちは、自分たちの死を一種のドラマのように
劇的なものとして演じている。

しかし、そうした死に方に私は感心しない。人聞は、何の変哲
もなく、あたりまえのようにして死んでいくのが一番いいのだ。
その点、日ごろ私が最も尊敬する西郷南洲(隆盛)は実に立派で
偉大だ。南洲には生きていても死んでいても何も変わらないと
いったところがある。まさに死を見ること生のごとく、生を
見ること死のごとくといった感じである。

(新渡戸稲造の言葉 三輪裕範翻訳  ディスカヴァー刊より)

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