派遣時給、3月に最高値更新 医療・介護業界は伸び悩み

☆★☆―――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2024年4月20日 VOL.5571
――――――――――――――――――――――――――――

「海の日」は、明治天皇が船で横浜に着いたその日

(続きは編集後記で)

――――――――――――――――――――――――――――
派遣時給、3月に最高値更新 医療・介護業界は伸び悩み
――――――――――――――――――――――――――――

日経新聞R6.4.18の記事を参考にしました。

3月の派遣社員の募集時平均時給が、人材サービス大手の
エン・ジャパンが発表したところによれば、前年同月比44円
(2.7%)高い1696円となり、過去最高を4カ月ぶりに更新
しました。これは春季の労使交渉で賃金が上昇していること
や、人材確保の重要性が増していることが背景にあります。

新たな派遣社員を獲得するためには、時給の引き上げが必要
な状況となっています。エン・ジャパンの求人情報サイト
「エン派遣」によれば、3月は新年度の採用が一段落し、
次なる採用需要が5月以降に増加する傾向にあります。

また、派遣社員だけでなく、正社員やパート・アルバイトなど
も含めた人手不足の背景で、賃金が上昇しています。時給は
前年同月を上回る傾向が19カ月連続で続いています。

派遣市場における主力業務であるオフィスワーク・事務系や
IT・エンジニア系は、安定して上昇しています。特にIT関連の
求人が増加しており、全体の時給水準を押し上げる要因と
なっています。

一方で、医療・介護系は伸び悩んでおり、時給はわずか2円
(0.1%)の上昇にとどまっています。これは人手不足が深刻な
中で、業界全体の賃金が上昇しにくい状況にあります。
エン・ジャパンのサービス責任者である小用秀明氏は、
「介護報酬など収益面での制約が大きく、政府の後押しも必要だ」
と述べています。

地域別に見ると、関東が最も高い時給を記録し、関西との差は
300円程度に達しています。これは地域ごとの需要と供給の
バランスの違いが反映されています。

データによれば、同業大手のディップの調査でも三大都市圏の
派遣平均時給は前年同月比46円(3.0%)高い1605円となって
おり、求人数も増加しています。

(中川コメント)
ご参考までに。

――――――――――――――――――――――――――――
[PR]
[Web双方向セミナー]全国どこからでも参加可能
[内容] ガラッと賃金一新セミナー2024版
★昇給決定、賞与決定がしやすくなります
★最低賃金アップの影響で高卒初任給異変
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 30,000円(税別) 33,000円(税込)
※メール顧問契約様(メルマガ読者ではありません)
は半額です。
[日程] 5月7日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
[日程] 6月4日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/057_web.html
または下記にご記入のうえ、そのままご返信ください。
****ガラッと賃金一新セミナー2024版**************
社 名
役職名
氏 名
電 話
所在地
ご希望日時
************************************************************
Webセミナーはご希望により日程調整が可能です。
メールでご相談ください。

――――――――――――――――――――――――――――

[PR]
[題名]
賃金制度の見直のお手伝いをします

[担当]
中川清徳
中川式賃金研究所所長

[期間]
3か月~6か月程度
(実績としては最短1ヶ月、最長2年)

[見積]
45万円~90万円程度 消費税別
※メール顧問契約様は特別価格となり別途見積もりします。

[申込方法]

または、以下の賃金制度コンサルティング申込書に
ご記入のうえ、ご返信ください。

***********賃金制度コンサルティング申込書************
社 名
役職名
氏 名
電 話
所在地

以下から( )内に○で選択し、ご返信ください。
( ) コンサルティングを申し込む
( ) コンサルティングの内容を知りたいので確認したい
( ) コンサルティングの見積りをして欲しい
*************************************************************

――――――――――――――――――――――――――――
編集後記
――――――――――――――――――――――――――――

「海の日」は、明治天皇が船で横浜に着いたその日

毎年7月の第三月曜日は「海の日」である。
平成8(1996)年より施行されたこの祝日は、「海で思いっ
きり遊ぶための休日」ではない。

「国民の祝日に関する法律」による趣旨では、「海の恩恵に
感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う」となっている
が、「海の日」の施行当初の7月20日は、明治天皇が青森から
横浜に到着された日である。

明治9(1896)年、明治天皇は50日かけて東北地方を巡業し、
灯台視察船「明治丸」で青森を出航、函館を経由して横浜に
到着したのだった。

昭和16(1941年)、これを記念して「海の記念日」が誕生。
同年7月20日が、第一回目の「海の記念日」となったのだ。

平成に入ってから、日本船主協会などの海運関係者をはじめ
とする団体から、この日を祝日化する動きが見られ、自民党
も平成3(1991)年頃から取り組んだ。

根拠が希薄だとして他党からは反対意見もあったが、平成7年
3月に公布の運びとなった。

そして、平成15(2003)年より、海の日が7月20日から、変更
されたのは記憶に新しいところだ。

ちなみに、この変更に際して用いられた制度の名前は
「ハッピーマンデー制度」といい、「成人の日」や「敬老の日」
「体育の日」の日にちがここ数年で移動したのも、この制度の
ためである。

(大人の雑学大全 青春出版社刊)https://amzn.to/2SwLNfO

――――――――――――――――――――――――――――
ご注意
――――――――――――――――――――――――――――
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

――――――――――――――――――――――――――――
メールマガジン
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト https://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー

https://archive.mag2.com/0000283000/index.html

☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA