有給休暇の取得率アップで業績アップ
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳 2024年10月25日 VOL.5758
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報告書や議事録の類いは、しっかりとモレの
ないように、時間をとって作成することが重
要です。
(続きは編集後記で)
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有給休暇の取得率アップで業績アップ
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日経新聞R6.1023 抜粋
「NEO-COMPANY 解なき世界で(5)
欧州から休暇革命 「休み下手」返上で高時給
「休暇は社員への投資だ」。
工作機械最大手、DMG森精機の森雅彦社長は断言する。
同社は有給休暇の取得率が毎月報告され、執行役員の業績
評価指標となる。10年前まで5割だった取得率はほぼ100%と
なった。
独社と統合契機
なぜ森社長は休みを重視するのか。きっかけは2016年に
完了したドイツの旧ギルデマイスターとの経営統合だった。
1700時間対2300時間。森社長はドイツ社の社員が日本の7割強
の年間労働時間で同等の成果を上げるのに驚いた。即座に
工程や製品の集約に着手。働く時間を正確に計測し、限られた
時間で集中力を高める仕組みづくりに注力した。
結果、休暇を増やしても24年12月期の連結営業利益は3期連続
で最高を更新する見通し。賃金水準も引き上げてきた。
社員1人1時間あたりの生産性を高め、社員と会社の両者が
利益を得る「高時給経営」を実現した。
具体的な内容
1. 工程管理システムの導入
森社長はまず、業務工程の可視化を図るために、各社員の
作業時間を正確に記録できる「工程管理システム」を導入
しました。このシステムは、各タスクごとの所要時間を
測定し、業務フローにおける無駄な時間を特定することを
目的としています。これにより、効率的な作業手順の構築が
可能となり、社員一人ひとりが限られた時間での生産性を
向上させることができました。
2. 無駄を省く「製品のモジュール化」
次に、森社長は製品設計の見直しを行い、共通部分や重複する
部品の標準化を進め、製品のモジュール化を推進しました。
これにより、設計の変更や改良にかかる作業時間を大幅に
短縮し、プロジェクト全体の生産性を向上させました。
また、部品のモジュール化により、在庫管理や製造プロセスの
統合が進み、効率的な工程管理が実現しました。
3. 集中力向上のための「ポモドーロ・テクニック」導入
社員の集中力を高めるために、森社長は「ポモドーロ・テク
ニック」を取り入れることを提案しました。このテクニック
では、25分間の作業と5分間の休憩を繰り返し行い、集中力の
維持を図ります。また、社員が効率的に仕事に取り組むために、
短時間の休憩を利用してリフレッシュすることが推奨され、
社員の集中力と成果が高まりました。これにより、限られた
時間内で最大のパフォーマンスを発揮できる職場環境が
整いました。
(中川コメント)
休み方も量より質。「大いに働かせることが有る代わりに、
又大いに遊ばせたり楽しませたりすることが無くてはならぬ」。
日本資本主義の父、渋沢栄一はそう喝破しています。
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編集後記
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報告書や議事録の類いは、しっかりとモレの
ないように、時間をとって作成することが重
要です。もし、あなたがこれを軽視している
なら、それこそすぐにやめたほうが良いでし
ょう。それは重要な仕事の一つであり、早く
取り掛かることが最善です。
報告書や議事録の作成は、「すぐ動く」こと
が大切です。なぜなら、人の記憶というもの
は実にあいまいで、会議内容などを後日思い
出すのは非常に困難だからです。例えば、
「今日16時からの会議の議事録を、明日の
午後、時間があいたときに書こう」と考えてしま
うことが多いですが、それでは記憶が薄れて
しまい、精度が落ちるのはもちろんのこと、
思い出すのに時間もかかってしまうのです。
だからこそ私は、議事録は必ずその日のうち
に書き上げることを自分の中でルール化して
いました。報告書類はモレのないように、じ
っくりと作成することが必要です。
(すぐ動くのはやめなさい 佐々木常夫著 青春出版社刊)
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