「要介護状態」とは？

2025年3月20日 2025年3月17日

nakagawa

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中小企業の人事労務管理に役立つピカイチ情報

「労務管理に奇策なし」
大企業で20年、中小企業13年の経験を持つ人事労務のプロが
中小企業経営者・労務担当者のために語る！

発行責任者：有限会社中川式賃金研究所　中川清徳
2025年3月20日 Vol.5904
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1日2リットルの水を飲む健康法は本当に正しいのか？

（続きは編集後記へ）

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「要介護状態」とは？
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Q
当社では、社員の家族の介護に関する休業申請が増えています。
介護休業の対象となる「要介護状態」とは、具体的に
どのような状態を指すのでしょうか？

A
[結論] 要介護状態とは、「負傷・疾病・身体や精神上の障害により、
2週間以上にわたり常時介護を必要とする状態」です。
要介護認定がなくても対象となる場合があります。

[詳細]

要介護状態とは
介護休業の対象となる要介護状態とは、負傷や病気、
身体や精神の障害により、2週間以上にわたり常時介護が
必要な状態を指します。
このため、高齢の親だけでなく、子どもや配偶者が怪我や
病気になった場合でも、2週間以上の介護が必要であれば
介護休業の対象となります。

「常時介護を必要とする状態」とは？
常時介護を必要とする状態の判断基準は以下の2つです。

1．介護保険制度の要介護状態区分で「要介護2以上」と
認定されていること。
2．介護の必要度を判断する指標で、
「中程度以上の介護が必要な項目（レベル2）」が2つ以上、
または「高度な介護が必要な項目（レベル3）」が1つ以上該当し、
その状態が継続すると認められる場合。

企業としての対応ポイント

休業申請の際は、介護の必要性が2週間以上続くことを確認する。

【中川コメント】
介護休業は、社員の働きやすさを確保するための重要な制度です。
家族の介護が必要になった際に適切に対応できるよう、
企業側も制度の詳細を把握し、スムーズな申請対応を行いましょう。

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編集後記
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1日2リットルの水を飲む健康法は本当に正しいのか？

健康や美容のために「1日2Lの水を飲む」習慣を続ける人は
多いが、これは必ずしも正しいとは限らない。食事からも
1日約800mlの水分を摂取できるため、実際に飲み水として
必要なのは約1L強に過ぎない。

過剰な水分摂取は、胃液を薄めて消化を妨げ、腸内環境を
悪化させる恐れがある。また、腎臓の負担増加や低ナトリウム
血症のリスクもある。水は適量を摂ることが重要であり、
一律の基準ではなく体調や環境に応じて調整すべきである。

出典：『日本人の9割がやっている残念な健康習慣』（青春出版社）

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