『2025年度の新入社員はどんなタイプ?』

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報

「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業の経営者・労務担当者のために語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年5月13日 Vol.5958
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墓場でころぶと死ぬ――これは気のゆるみの戒めです。
(続きは編集後記へ)

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『2025年度の新入社員はどんなタイプ?』
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2025年度が始まって1か月ほどがたちました。貴社の新入社員
は職場に慣れてきたでしょうか?

今回のメルマガでは、人事労務分野の情報機関である産労総合
研究所が発表した「2025年度(令和7年度)新入社員のタイプ」
について、概要を以下にお伝えします。
新人育成の参考になさってください。

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産労総合研究所「2025年度(令和7年度)新入社員のタイプ」
https://www.e-sanro.net/freshers/?page_id=896

■新入社員のタイプ
「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」

・多様性や最新のITリテラシーを身につけている傾向を、2024
年7月に発行された新紙幣にたとえ、「企業や組織に変化が
呼び込まれる可能性は高い」と分析。
・新紙幣は、偽造防止やユニバーサルデザインなどの面で最新
の技術を備えている。一方、新紙幣の導入に設備や投資が必
要なように、新入社員の受け入れにあたっては、コミュニケ
ーションや育成の方法を変えていくことが、企業に求められる。

■新入社員の主な特徴
・大学受験や授業、就職活動などにおいて、オンライン、対面、
これらの併用を体験している。
・日本経済団体連合会と大学関係団体等の代表者でつくる「採
用と大学教育の未来に関する産学協議会」の基準に準拠した
インターンシップが始まり、企業はインターンシップで得た
学生の評価情報などを採用選考に利用できるようになった。
このため、インターンシップに参加した学生が多い。
・インターンシップ経由での選考など、採用スケジュールを前
倒しする企業が増え、就職活動の早期化や長期化の波にもまれた。
・選考過程で求められることが増えた自己PR動画の作成もこなした。

⇒まじめで成長意欲が高く、自然なリーダーシップやフォロワ
ーシップを発揮できるなど、基本的な能力の高さが評価され
ている。一方、挫折経験が少なく、失敗や不確実さを回避す
る傾向もみられる。
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産労総合研究所では、2025年度の新入社員の傾向に基づいて、
企業は、新入社員一人ひとりの異なる個性をしっかりと見て、
興味、関心と会社の目標を重ねていけるよう、丁寧な指導を心
がけるよう呼びかけています。

その結果、「自分自身の居場所が『ここだ』と思うことができ
れば、新紙幣のように、新たな技術や価値観で活躍の場を広げ
ていってくれるだろう。彼らによって、組織に新たな風が呼び
込まれ、企業文化が変わっていくかもしれない」と期待を寄せ
ています。

先輩や上司は、人間関係やチームワークを大切にし、明確な理
念や考えをもって接することが欠かせません。大きな可能性を
秘めた新入社員が定着できるよう、弊所も協力いたします。
気軽にご相談ください。

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【中川コメント】
今年の新入社員は「多様性」と「適応力」に長けた世代。
一方で、失敗や不確実性に不慣れな傾向も見られます。
これは育成現場にとって、大きなチャンスでもあります。
挑戦と安心が共存する場を設計できれば、自ら動きます。

例: 週1回の1on1で業務の棚卸しと悩みを共有しつつ、
「来週は〇〇にチャレンジしてみよう」と小さな目標を提示。
支援を前提にした挑戦は、若手の行動力を引き出します。

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採用に直結する「固定残業代の払い方セミナー」
講師:中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
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編集後記

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墓場でころぶと死ぬ――これは気のゆるみの戒めです。

先祖の墓で転ぶのは罰当たりだという教えです。
昔の墓地は山腹など滑りやすい場所が多く、
足元に注意を促す警告の意味も含まれていました。
信仰と生活の知恵が結びついた言い伝えです。

出典:『タブーの常識大事典』青春出版社刊

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免責事項

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このメルマガでは、わかりやすさを重視し、
難解な法律や判例も簡潔に表現しています。

なお、本メルマガに基づく損害やトラブルについて、
弊社は責任を負いかねますのでご了承ください。

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