\外国人材をどう活かす?/ 地域産業を支える「特定技能」活用のいま
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年5月26日 Vol.5971
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「それでいいんじゃない」は好かれない
(続きは編集後記へ)
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\外国人材をどう活かす?/
地域産業を支える「特定技能」活用のいま
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人手不足に悩む中小企業にとって、
即戦力となる外国人材の存在は年々大きく
なっています。特に「特定技能」の在留資格を
持つ人材は、現場での活躍が目立ち始めています。
2024年末時点で全国に28万人以上が在留し、
造船、介護、建設、製造業などの現場で、
貴重な戦力として地域を支えています。
たとえば広島県尾道市の造船企業・因島鉄工では、
インドネシア出身のブディさんが、副主任として
約40人の外国人スタッフをまとめています。
母国語での指導や生活サポートまで担い、
まさに企業の柱となっています。
また、香川県の建設会社・横田鋼業では、
技能実習から特定技能へ移行した外国人を
積極的に管理職候補として育てています。
語学力向上のための学習支援も行い、
会社全体で育成に取り組んでいます。
「人が足りないから雇う」の一歩先へ──
外国人材を“定着”させ、戦力として育てることは、
中小企業の持続可能性にもつながります。
今後は在留期間に制限のない「特定技能2号」の
取得者も増え、家族の帯同も可能になるなど、
日本社会に根づく流れが加速しています。
採用・育成・定着までを見据えた制度設計が、
今こそ求められています。まずは、自社で
特定技能制度の受け入れが可能かを確認し、
段階的に導入の検討を始めてみましょう。
外国人材の活用は、「人手不足」を補うだけでなく、
企業の多様性と成長力を引き出すチャンスです。
▼まずできることから始めましょう。
「どの業種が対象か?」「制度の流れは?」
(出典:日本経済新聞 2025年5月24日付 朝刊)
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編集後記
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「それでいいんじゃない」は好かれない
出典:『言いかえ図鑑』(著:大野萌子、サンクチュアリ出版)
「それでいいんじゃない」という言葉は、同意の
ようでいて、実は相手の気持ちを軽く流してしまう
印象を与えることがあります。「とてもいいと思うよ」
と肯定的に言い換えることで、好印象につながります。
言葉に責任を持ち、意見の共有や理解を伝える姿勢が
信頼につながります。投げやりに見える表現は、思い
のほかマイナスに受け取られやすいもの。相手が前向
きに受け止められるような言葉選びを意識しましょう。
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