【映画で読み解く労務管理】 『スリー・ビルボード』に学ぶ信頼と変化のマネジメント
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年6月16日 Vol.5992
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■プロスペクト理論とは?■
(続きは編集後記へ)
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【映画で読み解く労務管理】
『スリー・ビルボード』に学ぶ信頼と変化のマネジメント
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映画『スリー・ビルボード』は、娘を殺された母親が
警察への怒りを看板で訴える物語。強烈な感情表現と、
その裏にある孤独や希望を描いたこの作品には、
労務管理や部下指導に通じる重要な示唆があります。
◆「怒り」の裏にある声を拾う
感情的な部下の言動の背後には、「無視された」
「聞いてもらえなかった」という不満があります。
その表面ではなく、根本にある感情に目を向けることが、
信頼回復とトラブル防止の第一歩です。
◆管理職の姿勢が、部下を変える
作中の警官は粗暴でしたが、上司の残した手紙によって
自らを省みて行動を改めます。
信じて任せ、温かい言葉を残すことで、部下は変わります。
◆犯人探しより、未来を語る対話を
誰が悪いかに固執せず、「なぜ起きたか」「今後どうするか」
を一緒に考えることで、前向きな風土が育ちます。
改善志向の対話が、職場を強くします。
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◎中川コメント
怒りの看板は、一見すると過激ですが、
本質は「無視されることの絶望」にあります。
職場でも、意見を出した人を大切に扱うことが、
信頼関係の土台になります。
感情的な社員を排除せず、「対話のチャンス」として
向き合えるかが、管理職の力量と言えるでしょう。
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編集後記
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■プロスペクト理論とは?(出典:画像資料より)■
意思決定のプロセスは「編集段階」と「評価段階」
の二つに分けて考えると整理しやすくなります。
まず編集段階では選択肢を認識し、意味付けします。
たとえば洗濯機の修理費と買い替え費を比較する等。
次に評価段階では損得の基準点をもとに判断します。
客観的な正解がない場面でこそ重要な考え方です。
この理論は経済学では説明しきれない判断を解明し、
実生活における選択行動の合理性を探ります。
じつはノーベル経済学賞も受賞した意思決定の
プロセスを解き明かす理論
出典:『池上彰の行動経済学入門』 (監修 池上彰)
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