■在宅勤務、続けるには何が必要?■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年6月18日 Vol.5994
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■フェイルセーフとは■
(続きは編集後記へ)

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■在宅勤務、続けるには何が必要?■
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【Q】最近は出社回帰の動きもあると聞きましたが、
在宅勤務はもう終わりなのでしょうか?

【A】米アマゾンや米政府では「原則出社」への転換が
進んでいますが、全体としてはハイブリッド勤務が
主流のままです。完全出社に戻す企業は少数派です。

【Q】日本でも在宅勤務は定着しないのでしょうか?

【A】日本では「信頼できる部下かどうか」が
在宅継続の判断軸になる傾向があります。
制度の有無より、信頼関係がカギなのです。

【Q】信頼されるためには、部下側に何が求められますか?

【A】仕事の見える化、進捗の報告、結果で応える姿勢。
「姿が見えなくても任せられる人材」が問われます。

【Q】制度として定着させるために、会社側の工夫は?

【A】管理者の評価基準を“成果”重視に切り替えること。
心理的な距離を縮める工夫も重要になります。

【中川コメント】

在宅勤務の議論になると、制度やルール作りに
目が向きがちですが、実は“信頼関係”こそが
最も大きな土台になります。

「見ていないと働かないのでは?」という不安は、
評価制度や業務の見える化が不十分な証拠です。

中小企業においても、信頼ベースのマネジメントと、
成果で評価する仕組みが整えば、
在宅勤務は十分に機能します。

制度で縛るより、信頼で支える。
これが、持続可能な働き方への第一歩です。

『日経新聞 R7.6.15 社会面』を参考にしました。
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編集後記
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■フェイルセーフとは■

フェイルセーフとは、たとえ操作ミスが起きても、
事故や被害を防ぐように設計された安全対策です。
新幹線が止まる仕組みや電子レンジの扉ロックなど、
人間の失敗を前提に安全を守る工夫が例となります。
この考え方は、人間関係にも応用できます。
たとえば誤解や言い過ぎがあったとしても、
関係が壊れないように、普段から信頼を築いたり、
感情的にならず冷静に伝える姿勢をもつことが、
人間関係の「安全装置」として機能します。
ミスや行き違いが起きても壊れにくい関係こそ、
長く続く人間関係の土台になるのです。

出典:『人間関係大事典』(青春出版社刊)

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☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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