企業風土に関する調査

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年6月19日 Vol.5995
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内向的な人にも「強み」がある
(続きは編集後記へ)

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企業風土に関する調査
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どんな会社にも「企業風土」があり、従業員の意識や働き方に
も影響を及ぼします。今回のメルマガでは、就職・転職等に関
する調査研究機関「Job総研」が実施した「2025年 企業風土の
実態調査」から、主な結果を紹介します。

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Job総研「2025年 企業風土の実態調査」
https://jobsoken.jp/info/20250225/

調査対象:キャリアや転職に関する情報交換・相談サービス
「JobQ Town」登録者で、職を持つ全国の20~50代の男女
調査期間:2025年2月5日~10日
有効回答人数:653人

■今の職場で古いと感じる風土はあるか
⇒「とてもある」「ある」「どちらかといえばある」:計78.4%
「どちらかといえばない」「ない」「全くない」 :計21.6%

■変えた方がよいと思う企業風土 上位5位(複数回答可)
⇒上司からの好感度が評価に影響 :38.6%
上司に逆らえない       :30.0%
業務外の飲み会、行事参加の要請:29.1%
一方的なトップダウンが多い  :28.0%
仕事と私生活の境界線が曖昧  :27.1%

■自分に合っている企業風土 上位5位(複数回答可)
⇒年齢、勤続年で給与、役職が決まる:22.1%
男性比率が高い         :18.5%
ハッキリした上下関係      :13.9%
上司からの好感度が評価に影響 :8.9%
上司から叱られる環境がある   :8.0%

■企業風土は転職の要素になるか
⇒「とてもなる」「なる」「どちらかといえばなる」:計83.3%
「どちらかといえばならない」「ならない」
「全くならない」               :計16.7%

■企業風土が関係した転職の経験
⇒「転職をした」       :38.0%
「転職活動をした」     :24.8%
「転職・転職活動していない」:37.2%
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「自分に合っている企業風土」を尋ねる質問で、「年齢、勤続
年で給与、役職が決まる」「男性比率が高い仕事」が上位に入
ったのは、意外に思われる結果かもしれません。ただ、回答者
の自由記述では、古い風土はなくなった方がよいとする理由と
して、「窮屈に感じさせることで、人材流出や不満増大につな
がる。若手の確保も難しくなると思う」「超少子高齢化社会を
考えると、今後は変化し続ける新陳代謝のいい企業が生き残る
と思う」というコメントもありました。

また、古い風土を変えるために必要な要素を尋ねた質問(複数
回答可)では、1位「経営陣の刷新」(51.3%)、2位「評価制
度の見直し」(36.9%)、3位「オープンな情報共有の徹底」
(34.3%)となりました。

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編集後記
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内向的な人にも「強み」がある

人前で話す場ではアドリブ力が求められ、
口下手で内向的な人には苦手な場面もあります。
しかし、メールライティングなら違います。
事前に戦略を練り、言葉を選んで伝えられるので、
内向的な人でも力を発揮できるのです。
すぐ動けなくても、後からフォローできる力、
それも立派な強みです。どんな人にも、
その人なりの強みがあります。内気な人にも、
「これならできる」という形を見つけましょう。

出典:『気づかいの壁」(川原礼子著 ダイヤモンド社)

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