■「イエチカ」で見直す人材の新しい魅力■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者のために語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年6月25日 Vol.6001
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ジョブ型社会と採用差別禁止の意義
(続きは編集後記へ)
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■「イエチカ」で見直す人材の新しい魅力■
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「専業主婦が正社員に復帰?うちには難しい…」
そんなふうに思っていませんか。
実はいま、子育てや地域活動など、
家庭の中で培ったスキル=「イエチカ」が
再就職時に高く評価される動きが広がっています。
たとえば都内の39歳の女性は、
7年の主婦期間を経て再就職に挑戦。
最初は書類選考で落ち続けていましたが、
家事や育児での経験を履歴書に記載したところ、
不動産会社の事務職に内定しました。
「調整力」や「サポート力」「機転」など、
家庭で磨かれた力は仕事でも活きる資質です。
面接では、子どもの急な発熱への対応力や、
PTA活動での協調性が評価されることも。
企業側も変わり始めています。
あるIT企業は、5年のブランクがある女性を
営業職として採用。その行動力と効率性に、
社内でも良い影響が広がっているそうです。
人手不足に悩む中小企業だからこそ、
「ブランク=マイナス」という見方を見直し、
家庭での経験に目を向けてみませんか?
まずは、面接や履歴書の中で、
「家庭で磨かれた力」を丁寧に聞いてみる。
それだけで、隠れた即戦力が見えてくるかもしれません。
まず、できることから始めましょう。
本日の記事は日経新聞R7.6.23
ダイバーシティを参考にしました。
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編集後記
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ジョブ型社会と採用差別禁止の意義
ジョブ型社会では「最も適した人」を選ぶために、
特定の職務に必要なスキルを基準に採用します。
しかし「人種」「性別」「年齢」「障害」などの
属性を理由に不採用とすることは合理性を欠き、
公正な採用機会の確保という観点から問題です。
個別の事情に応じた柔軟な評価が求められます。
出典:『ジョブ型雇用社会とはなにか』(濱口桂一郎著)
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