■最低賃金引き上げと「106万円の壁」撤廃へ■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年9月8日 Vol.6084
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■人生百年時代の現実とは■
(続きは編集後記で)
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■最低賃金引き上げと「106万円の壁」撤廃へ■
最低賃金が大幅に上がり、全国平均で1121円と
過去最大の引き上げが発表されました。これにより
「社員の給与体系をどう見直すか」が大きな課題に
なっています。
例えば、熊本では時給が82円も上がりました。結果、
アルバイトの時給が正社員の時給換算を上回る例も
出てきています。従来の給与バランスを保つことが
ますます難しくなっています。
さらに、来春には「106万円の壁」が前倒しで撤廃
される見通しです。週20時間働けば年収が106万円を
超えるため、パートが「働き控え」せざるを得ない
問題を防ぐ狙いです。
ある地方の製造業の社長は、最新の工作機械を導入し
生産性を高めて賃上げ原資を確保すると話しています。
一方、小売業ではセルフレジやAI需要予測などの導入で
人員不足と人件費高騰に対応しています。
中小企業にとっては逆風にも見えますが、見方を変え
れば「給与制度を見直す好機」です。特に正社員と
非正規社員のバランスを点検し、働き方に応じた
納得感ある給与体系にすることが重要です。
【見直しの具体例】
1. 正社員の「職務手当」や「役割手当」を拡充し、
時給換算との差を明確にする。
2. パート社員にも勤続年数に応じた昇給ルールを設定し、
長期勤務への動機づけを図る。
3. 賞与や福利厚生を正社員中心に厚くし、
トータル報酬でのバランスを保つ。
今回の改正をきっかけに、貴社の給与制度や勤務時間
管理を見直してみませんか。まずは最低賃金と既存の
賃金表を照らし合わせ、影響度を確認することから
始めましょう。
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編集後記
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■人生百年時代の現実とは■
「人生百年」と言われますが、実際に七十代まで
生きてきた人々は、昔に比べて身体も心も若いと
感じられています。かつての同年代と比べると、
活動的であり健康面でも余力があるのです。
戦前は五十歳で高齢者とされましたが、現在では
七十歳を超えても仕事や趣味を楽しむ人が多く、
平均寿命の延びとともに「余生」という感覚はも
はや過去のものになりつつあります。
しかし長寿には健康維持が不可欠です。病気や体
力低下で生活の質が下がれば、せっかくの長い人
生も楽しめません。日々の生活習慣や心の持ち方
を整えることがますます大切になっています。
出典:『60代と70代 心と体の整え方』和田秀樹著
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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