■社内での感染症リスクと企業の責任■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年10月15日 Vol.6121
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または本メールに返信でお申し込みください
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■円周角の定理の豆知識■
(続きは編集後記で)
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■社内での感染症リスクと企業の責任■
ある会社で、社員が同僚から感染症をうつされ、
その後に重い症状を発症したという事例がありました。
業務中の接触が原因と認定され、労災と判断されたのです。
感染症というと「医療現場の話」と思いがちですが、
実はどの職場にも起こりうることです。
例えば、営業担当が発熱しながら出社し、
会議や打ち合わせで他の社員に感染が広がる――。
そんなケースも現実にあり得ます。
裁判では、「職場で感染する危険が具体的にあったか」
が焦点となりました。つまり、業務の性質上、
感染リスクが高い状況を放置していた場合、
会社の責任が問われる可能性があるということです。
中小企業では「体調不良でも無理して出勤する」
という風土がまだ残ることがあります。
しかし、これは会社にとっても大きなリスクです。
結果的に、複数の社員が休むことになれば、
業務への影響も避けられません。
経営者や管理職に求められるのは、
「体調の異変を早めに共有できる環境づくり」です。
検温の習慣化や、体調申告フォームの活用など、
無理のない仕組みを整えることが大切です。
感染症は、誰もが「加害者にも被害者にもなり得る」問題です。
だからこそ、普段からお互いを守る意識を持ちましょう。
まずは、「体調が悪いときは休む」文化づくりから始めてみませんか。
(中川コメント)
本日の記事は京都下労基署事件(京都地裁 R7.4.22)を
参考に作成しました。
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編集後記
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■円周角の定理の豆知識■
円の上にある点から弧を見たときにできる角を
「円周角」といいます。実はこの円周角の大きさ
は、円の中心から見た角「中心角」の半分になる
という不思議な関係があります。
たとえば、円の中で同じ弧を見ている二つの点が
あれば、どちらの円周角も必ず同じ大きさになる
のです。つまり、どの位置から弧を見ても角度は
変わらないというわけです。
この性質を使うと、円の中に描いた三角形の角度
を簡単に求められるなど、幾何の問題が一気に解
けることがあります。古代ギリシャの数学者たち
も、この定理の美しさに魅了されました。
「円はどこから見ても同じ形」という特徴が、この
定理にも表れています。円の不思議な調和の象徴
ともいえる法則ですね。
出典:『3ヶ月でマスターする数学』NHKテキスト
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☆発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
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