■「130万円の壁」と中小企業の悩み■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年11月9日 Vol.6146
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■行動を変えると問題も変わる■
(続きは編集後記で)

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■「130万円の壁」と中小企業の悩み■

最近、パートさんの働き方で「130万円の壁」という言葉を
耳にする機会が増えました。この壁とは、年収が130万円を
超えると配偶者の扶養から外れ、自分で社会保険料を払う
必要が出てくる仕組みのことです。

たとえば、時給1100円で週25時間働くと年間約143万円。
少し頑張るとすぐ壁を超えてしまうため、働く時間を減らす
「働き控え」が起きやすくなります。せっかくの人材を活か
せない状況は、企業にとっても大きな痛手ですよね。

こうしたなか、流通や外食などの労働組合でつくる
「UAゼンセン」は、政府に対して130万円の壁を引き上げる
よう求めています。賃上げが進む一方で、年収の壁に阻まれ
て労働時間を抑える人が増えているためです。最低賃金の
上昇に伴い、働く側・雇う側の両方に見直しが迫られています。

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◆中川コメント
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経営者としては、シフトの調整や業務分担の工夫で、無理なく
働ける環境をつくることが大切です。社員との対話を重ね、
「働きやすさ」と「戦力確保」を両立させていきましょう。
まずは現状の勤務時間や給与体系を見直すところから始めて
みてください。

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編集後記
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■行動を変えると問題も変わる■

私たちが直面する多くの問題は、自分の行動が
生み出しているといわれます。運動不足や食べ
過ぎ、整理整頓ができないといった悩みも、最
終的には「自分の行動を変える」ことでしか解
決できません。環境問題や交通安全なども同様
で、一人ひとりの行動が積み重なって社会全体
の結果を形づくっています。

たとえば、運動不足が続けば体調を崩し、医療
費が増えて社会の負担が重くなる。そんな構造
は私たちの日常の行動とつながっています。つ
まり、誰かが何とかしてくれるのを待つよりも、
まず自分が少し行動を変えることが、最も現実
的な解決策なのです。

「分かっていても続かない」のが人間ですが、
一歩でも行動を変えれば、少しずつ未来も変わ
ります。今日の一歩が、社会全体の変化のきっ
かけになるかもしれません。

出典:『仕掛学』松村真宏著

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