■短期間での配置転換、どこまで許されるのか■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年11月21日 Vol.6158
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■通勤手当の払い方セミナー■

【開催日】11月28日(金)13:30~15:00
12月12日(金)13:30~15:00
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さらにマイカー通勤規程などWord資料も提供。
【申込】下記フォームまたはご返信ください
https://nakagawa-consul.com/seminar/140_web.html
または、
社名・役職・氏名・人数・電話番号・希望日程
を明記のうえ、そのままご返信ください。
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■社会の変化とともに進む雇用シフト■
(続きは編集後記で)
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■短期間での配置転換、どこまで許されるのか■
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新しく入社した社員に、思いがけず早い段階で別の部署へ
異動してもらう必要が出てくること、現場ではありますよね。
たとえば「採用した部署が急に人手過不足になった」「新人の
特性を見て別部署の方が力を発揮できそうだ」といった場合
です。
とはいえ、本人にとっては「まだ慣れていないのに」と戸惑い
も大きく、会社としても慎重に対応したいところです。実際の
相談事例でも、配属後まもなく別部署に異動したケースについ
て「問題はないのか」という質問が寄せられています。
結論として、合理的な理由があれば早期の配置転換そのものは
法律上問題になりにくいとされています。ただし、本人の生活
に大きな負担が出るような異動や、説明不足のまま強引に進め
る対応はトラブルの原因となり得ます。会社としては、異動の
必要性を丁寧に説明し、本人の不安に耳を傾ける姿勢が大切に
なります。
短期間の異動は、会社としても苦渋の判断であることが多いと
思います。だからこそ、丁寧な説明とフォローが信頼の礎に
なります。まずは社内の異動ルールを一度見直してみてくださ
い。
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■退職金制度のコンサルティング■
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【見積】33万円(税込)※顧問契約会社は半額
【担当】中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
【内容】中途採用や複雑な制度をシンプルに見直します
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【特徴】実情に合わせた運用しやすい制度設計を提案
【日程】随時(ご希望に応じて日程調整可能です)
【申込】https://nakagawa-consul.com/inquiry/index.html
または下記項目を記入しそのままご返信ください
またはメール返信で社名・役職名・氏名・住所をご記入ください
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編集後記
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■社会の変化とともに進む雇用シフト■
私たちの「働き方」は、社会の変化と切り離せません。
以前は当たり前だった雇用の形も、時代が進むと少しずつ
変わっていきます。例えば、2010年代には「男性の退職」
「女性管理職の増加」が話題になりました。その背景には
ライフスタイルの多様化や、共働き世帯の一般化がありま
した。
企業側もこうした変化に合わせる形で、採用や配置を見直
す動きが強まりました。若手の採用だけでなく、中高年の
再雇用やテレワークの導入など、働き方の幅も広がりつつ
あります。特に最近では、兼業や副業を認める企業も増え、
雇用そのものを柔軟にする必要性が高まっています。
さらに、定年の引き上げや再雇用制度の拡大も進んでいま
す。高齢化が進む中で、企業は経験を持つ人材を大切にし
つつ、多様な働き方を受け入れる体制づくりが求められて
いるのです。雇用の形は「守る」だけでなく「変える」こ
とも必要になっています。
こうした雇用シフトは、急に始まったものではありません。
社会の流れを反映しながら、少しずつ積み重ねられてきた
変化の結果なのです。
出典:『人事の企み』 海老原嗣生著
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免責事項
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このメルマガでは、わかりやすさを重視し、
法律や判例も簡潔にご紹介しています。
内容に基づくトラブル等については、責任を負いかねます。
ご了承ください。
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