時間単位の年次有給休暇(年休)を導入

☆★☆―――――――――――――――――――――――――

社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2024年9月2日 VOL.5705
――――――――――――――――――――――――――――

探すのは愛情不足。

(続きは編集後記で)

――――――――――――――――――――――――――――
[PR]
[ZOOMセミナー]全国どこでもあなたの席がセミナー会場
[内容] 採ってはいけない人を見抜く!適性検査セミナー
[価格] 15,000円(税別) 16,500円(税込)
※メール顧問契約様(メルマガ読者ではありません)
は半額です。https://onl.tw/wMkqbdL

[日程] 9月18日(水) 13時30分~15時30分 2時間
[日程] 10月18日(金) 13時30分~15時30分 2時間
[日程] 10月21日(木) 13時30分~15時30分 2時間

[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/113_web.html
または下記にご記入のうえ、そのままご返信ください。

**[申込み書]採ってはいけない人を見抜く!適性検査セミナー**
希望日 月 日
社 名
役職名
氏 名
郵便番号
所在地
電 話
**************************************************************

――――――――――――――――――――――――――――
時間単位の年次有給休暇(年休)を導入
――――――――――――――――――――――――――――

Q
時間単位の年次有給休暇の取得ができるようにして欲しいとの
社員の声があります。
法的な義務はないことは承知していますが、社員に声に
応えたい気持ちがあります。
ヒントをください。

A
[結論]
以下を参考に検討してください。

[ヒント]

・導入を検討すべき企業の特徴

1.従業員のニーズが高い場合
特に若年層や共働き家庭など、仕事と生活の両立を重視する
従業員が多い企業では、時間単位の年休が高く評価されるで
しょう。柔軟な休暇取得が可能になることで、従業員の仕事
への満足度や定着率の向上が期待できます。

2.業務の柔軟性が高い場合
業務内容がフレキシブルで、短時間の休暇取得が業務に
大きな影響を与えない企業にとっては、時間単位の年休は
導入しやすいでしょう。IT企業やクリエイティブ業界など、
リモートワークやフレックス勤務が普及している企業が
該当します。

3.働き方改革を推進したい場合
働き方改革を積極的に進めている企業は、時間単位の年休を
導入することで、従業員のワークライフバランスの向上を
図り、企業全体の労働環境を改善する一環として活用できる
でしょう。

・導入を慎重に検討すべき企業の特徴
1.業務がタイトで調整が難しい場合
製造業やサービス業など、特定の時間帯に労働力が集中する
業務の場合、時間単位の年休を導入することで人員配置の
調整が難しくなる可能性があります。こうした企業では、
業務効率が下がるリスクを慎重に評価する必要があります。

2.管理の複雑化を避けたい場合
中小企業や、既存の管理システムが複雑化している企業では、
時間単位の年休の管理が新たな負担となる可能性があります。
導入に伴う管理コストやシステムの導入費用が高くつく場合、
導入のメリットが薄れることもあります。

3.従業員間の公平性が懸念される場合
業務内容や職務により、時間単位の年休を取得しやすい
従業員とそうでない従業員が出てくることがあります。
これが従業員間の不公平感を生む可能性があるため、慎重な
検討が必要です。

(中川コメント)
時間単位の年休を導入すべきかどうかは、企業の特性や
従業員のニーズ、業務の性質に大きく依存します。
メリットとデメリットを慎重に評価し、従業員のニーズに
応じた制度設計を行うことです。

なお、大企業では、全体の約40%近くが時間単位の年休を
導入しているとされています。一方、中小企業では、管理
コストやシステムの整備が課題となり、導入率は全体の20%
前後に留まっているとされています。これらの導入率は
ネットを基にしたものです。

――――――――――――――――――――――――――――

[PR]
[メール顧問契約]  全国どこでもあなたの席でご相談できます
監督署に聞くに聞けない問題の相談に乗ります
[契 約] 7,700円/月(税込) 相談件数に制限はありません
[担 当] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[詳 細] https://nakagawa-consul.com/service/mail_adviser/
または、下記のご記入のうえ、そのまま返信してください。
*********** メール顧問契約申込書*****************************
社 名
役職名
氏 名
所在地
電 話
*************************************************************

――――――――――――――――――――――――――――
編集後記
――――――――――――――――――――――――――――

探すのは愛情不足。

アイデアを考え抜く日々の中で、仲間と共有する
べきことは、愛情不足を探す意識です。どんなも
の、どんな場所、どんな時でも、どんな人に対し
でも、ああ、ここに愛情が足りてないな、と思う
ところは必ずあるのです。部屋の片隅の掃除され
ていない一角、気づきにくい機能など、こうすれ
ばもっと良くなるのにい、う感覚を逃さないこと
です。みんなで見つけた愛情不足を、仕事に変換
するのがリーダーの役割です。

(はたらくきほん100 松浦弥太郎、野尻哲也著)

https://amzn.to/32Xd7cE

――――――――――――――――――――――――――――
ご注意
――――――――――――――――――――――――――――
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合が
あります。
むつかし法律条文や判例をわかりやすく説明するために正確な
表現をしていないことがあります。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを
申し添えます。

――――――――――――――――――――――――――――
メールマガジン
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト https://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー

https://archive.mag2.com/0000283000/index.html

☆登録・解除 https://www.mag2.com/m/0000283000.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA