■最低賃金1118円時代に備えるために■
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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!
発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2025年8月6日 Vol.6042
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■電話と電卓で数字の並びが違う理由■
(続きは編集後記で)
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■最低賃金1118円時代に備えるために■
「人件費がまた上がるのか…」とため息が出た方も
少なくないかもしれません。中央最低賃金審議会が、
2025年度の最低賃金の目安を全国平均で1118円と決定。
現在の1055円から「63円」引き上げ、上昇率6.0%と、
金額・率ともに過去最大規模のアップです。
適用は【2025年10月】の予定。準備期間は限られています。
たとえば最低賃金で1日8時間×月21日働くパートの場合、
「1055円×8時間×21日=177,240円」だった月給が、
「1118円×8時間×21日=188,208円」に。
差額は月+10,968円、年間で約13万円の増加です。
ある飲食店では、次のような対応を始めています:
・ピーク時のみ勤務の「短時間シフト」への変更
・夕方以降の清掃作業を社員ではなく外注に切り替え
・接客業務をセルフ化し、注文受付をタブレットに集約
・売上貢献の薄いメニューの廃止で調理時間を短縮
最低賃金の引き上げは23年連続。政府は全国平均で
時給1500円を目指しており、今後も上昇が続く見通しです。
■中小企業がまず実行すべきベスト3■
1. 時給制社員・パートの「現行時給」と改定額の確認
2. 「人件費総額」への影響シミュレーション(人数×時間)
3. 不採算業務や無駄な作業の洗い出しと再配置検討
負担をゼロにはできませんが、「何に手をつけるか」を
早めに明確にすることが、将来の余裕を生みます。
まずは現状のシフトと業務内容を見直すことから
一歩を踏み出してみませんか。
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編集後記
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■電話と電卓で数字の並びが違う理由■
電話の配列と電卓の配列は、実は目的が異なります。
電話は「通話時に番号を間違えない」ことを重視し、
CCITT(国際電気通信連合)の規格に基づいて決定。
一方、電卓は「計算のしやすさ」が優先されます。
計算時によく使う「0・1・2」が手前にある配置が、
そろばんなど旧来の計算習慣とも相性が良かった。
それぞれ実用性や使いやすさから配列が選ばれ、
国際基準や使用目的に応じて形が定まったのです。
出典:『日本語のマル得雑学』(知的生き方文庫)
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