【賞与】年休取得は欠勤扱いにしたい(再掲 平成23年9月記事)
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年12月1日号 VOL.1333
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通が好むマグロの赤身はなぜ赤いか知ってる?
(続きは編集後記で)
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【賞与】年休取得は欠勤扱いにしたい(再掲 平成23年9月記事)
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中川 こんにちは。
社長 こんにちは。
読者から質問があるそうですね。
中川:はい、匿名希望さんからです。
(引用開始)
中川先生のメルマガ、いつも拝見させていただいております。
身近に感じられるようなことばかりで、たいへん勉強になります。
ところで、一つお聞きしたいと思います。
有給休暇を取得した社員に対し、賞与時の勤怠評価で評価するという
のはどうでしょうか?(社長は、「実質仕事はしていないのだから」
と言いますが...)
(引用終わり)
社長:おお!
そのとおり、この社長の気持ちはよく分かります。
中川:このような相談が多いですね。
社長:賞与は労基法には定められていませんから
支給基準は会社で決めることができますよね。
だから、年休は欠勤扱いにしても良いですよね?
中川:ダメです。
社長:どうしてですか?
中川:年休を使うことで賞与査定で欠勤扱いになるとすると
従業員は年休が使いづらいですよね?
社長:使う使わないは本人の自由です。
使った場合は会社を休んでいるのですから
実質的には欠勤と同じです。
中川:あのう、ダメです。
理由は年休をとることにより不利益な扱いをしてはダメだからです。
社長:年休を取る人と取らない人では会社への貢献度が違います。
結果として評価に反映するでしょう。
中川:微妙な言い方ですね。
年休をとるとそれを欠勤扱いにすることは不利益になりますので
ダメです。
しかし、年休をたくさんとる従業員は結果として貢献度が
低くなるかもしれません。
貢献度が低いから評価が低くなるのであれば、経営者の
裁量の範囲内になります。
社長:チンプンカンプンでよく分かりません。
中川:年休を取ったことで賞与が低くなるのはダメです。
しかし、会社の貢献度で評価して賞与が低くなるのはOKと
いうことです。
社長:要するに、年休を取ったことを欠勤扱いにして査定しては
ダメだと言うことですね?
中川:そうです。
(中川コメント)
年休を取得することにより不利益な扱いをすることは法的に許されません。
年休の取得は考慮しないで、貢献度に応じて査定することはOKです。
結果的に年休を取る従業員に査定が低くなることはあります。
今日はここまで。では、またあした。
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編集後記
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通が好むマグロの赤身はなぜ赤いか知ってる?
通には、マグロは、トロよりも赤身のほうがうまいという人が多い。
職人ワザで下ごしらえされたマグ口の赤身を食べると、まるで口の中にだ
れかの舌が入ってきたような感党になるそうだ。
さて、あの赤い色は血の色と思っている人が多いのではないだろうか。
しかし、「血の色」と答えては間違い。あの赤は筋肉中にある「ミオグロ
ビン」というか色素タンパク質の色なのだ。
ミオグロビンには酸素を蓄えるという役割があって、蓄えられた酸素は
筋肉に供給される。マグ口のような回遊魚は、昼夜を問わず、泳ぎまわって
いる。そのぶん、筋肉が大量の酸素を必要とするため、ミオグロビンの量
が多くなり、身が赤く見えるというわけである。
一方、白身魚は運動量か少なく、筋肉中にあるミオグロビンの量も少ない
ので、身が白く見えるのだ。
(おいしい雑学 博学こだわり倶楽部編 河出書房社刊 より)
では、また明日お会いしましょう!!
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