【役員退職金】過大役員退職金のトラブル

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る
作者: 中川清徳  2018年8月28日号   VOL.3717
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神頼みする前に
感謝する
(続きは編集後記で)
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 【役員退職金】過大役員退職金のトラブル
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   先日、同業者の友人から役員退職金の件で税務署と揉めた
   と聞きました。
中川:ほう、どんなトラブルですか?
社長:その友人は2代目で、昨年先代が引退したんです。
   その際、役員退職金を払ったところ税務署が金額が高すぎると。
中川:過大な役員退職金のトラブルは昔からよく聞きますね。
   過大な部分は、会社の損金として認めないというものでしょう。
社長:なぜ役員退職金が高すぎてはダメなんですか?
   会社が決めた金額なんですから、いくらでも構わないでしょう!
中川:そんなに興奮しないでください。
社長:すみません・・・  
中川:法人税法で規制されているそうです。
社長:従業員の退職金が高すぎる!なんて税務署から指摘を受ける
   こともあるんですか?
中川:従業員の退職金が高過ぎて税務署とトラブルになったと聞いた
   ことはありませんね。
社長:うちの会社では、従業員退職金規程とは別に、役員退職金規程
   を作っています。
   その規程通りに支払ってもダメなんでしょうか?
中川:役員退職金規程通りに支払っても、必ず認められるものでは
   ないそうですよ。
社長:そうなんですか。何のために規程を作るのかわかりませんね。
中川:何年か前に、6億円の退職金を払った会社と税務署が揉めて、
   裁判になった話が報道されていましたね。
社長:そのニュースなら私も観ました。沖縄で泡盛を作っている会社
   の事件だったような。
中川:特に金額が大きかったので、ニュースになったのでしょう。
社長:一体いくらなら問題にならないのでしょうか?
中川:難しいテーマですね。
   弊社で役員退職金をテーマにしているセミナーを開催しています。
   ご興味があれば参加なされてみてはいかがですか。
社長:役員退職金がテーマですか?
中川:はい、役員報酬と役員退職金がテーマです。
社長:うちの会社でも、近々先代が引退する予定です。
   ちょうどよい機会ですね。
中川:ご参加をお待ちしています。
(中川コメント)
 下記のセミナーが参考になります。
 
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 「オーナー経営者を守るための役員報酬・退職金の見直し方」セミナー
    【東京】 平成30年10月18日(木)13時30分~16時
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(平成30年度税制改正)
役員報酬に対する課税強化時代に突入しています。
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ライフプランナー濱田勝則
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    編集後記      
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◆(支部報告)ドラッグユタカさんの「いい話のノート」より・・志賀内泰弘
浅井店(滋賀県)  Sさん
 CMで、「硬い物と、硬い物がぶつかるより、硬い物と丸い物がぶつかる
と、痛くない」という話を見ました。
それを見て思いました。
「笑顔」がないと、クレームに繋がると。
私は、口元を上げて、笑顔を作るようにして「丸い」存在を心掛けています。
【編集長:志賀内】
 よくもまあ、CMから「笑顔」に結びつけたものだと、その連想に感心
しました。
なるほど、その通りですねぇ。
たしかに笑顔の人には怒りにくい。
あるコンビニ店でも実証されていると聞きました。
「笑顔」を心掛けると、万引きやクレームが少なくなるという話です。
誰でもできるけれど、なかなかできない「笑顔」。
タダなのに...。
志賀内も反省。それにしても、「丸い」存在というのがいいですね。
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    ご注意      
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