【年休】5日の強制付与について

◆─────────────────────────────────◆
 Webセミナー「山梨県の賃金相場と給料の見直し方セミナー」2018  
  平成30年11月13日(火)13時30分~15時(1.5時間)受講料 1万円(税別)
 うちの給料が世間と比べてどうなっているかを知りたい経営者向け
 → http://nakagawa-consul.com/seminar/KenbetsuChingin_2.html
◆─────────────────────────────────◆
人が採れない・定着率が低いと悩んでいませんか?
「求人難」に悩む中小企業が多くなりました。
「定着率」も悪化しています。
そこで、自社の賃金水準を改めてチェックする必要があるのではないで
しょうか? 
ポイントは
1.世間相場との比較
2.社内バランス
の二つです。
すぐ参考にできるノウハウ満載。
ふるってご参加下さい。
【セミナーの内容】
第1部 コレが現実 最新の賃金情報
第2部 賃金改定はココがポイント
第3部 採用で苦戦しないポイント
【申込み方法】
http://nakagawa-consul.com/seminar/KenbetsuChingin_2.html
ご都合が悪い場合は上記サイトで調整可能です。
☆★☆――――――――――――――――――――――――――――――
社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2018年10月17号 VOL.3797
――――――――――――――――――――――――――――――――――
さばを読む
(続きは編集後記で)
◆────────────────────────────────◆
 【年休】5日の強制付与について   
◆────────────────────────────────◆
平成31年4月1日から10日以上の年休を付与する従業員には、1年以内に
5日は会社が指定して年休を取らせる義務があります。
それについて詳細を説明します。
1.5日以内の年休を自主的に取得している場合
  強制付与の日数に数えてOKです。
  つまり、会社が強制付与する必要はありません。
  実務的には基準日から半年後に年休の取得日数を確認し、
  5日以上とっている従業員はそのままとし、5日未満の従業員には
  5日に不足する年休を強制付与することがよいでしょう。
  ただし、強制付与といっても、本人と話し合いましょう。
2.年休の基準日を4月1日として、年休を付与している場合
  年休は入社後、半年後に10日の年休付与義務がありますが、
  前倒しでたとえば4月1日に与えている場合は、それから一年間の
  うちに5日は強制付与となります。
  つまり、4月1日から翌年の3月31日までに5日の年休を取得させる
  義務があります。
3.基準日が重複する場合
  たとえば
  4月1日に入社
  10月1日に10日付与(半年後に法定どおりの10日付与)
  翌年4月1日に11日付与
  する場合は
  10月1日から翌年3月31日までの月数を12で除した数に5を
  乗じた日数を与えることになります。
  計算例 
   10月1日~3月31日 6ヶ月
   4月 1日~3月31日 12ヶ月
   計算式 (6+12)÷12×5=7.5日
   つまり、7.5日を10月1日から翌々年の3月31日までに付与する
   ことになります。
4.半日年休を与える場合
  半日年休をカウントすることはOKです。
  3の場合ですと、7.5日の付与となりますので、半日の年休付与
  でOKです。
  実務的には8日付与することが多いと思いますが。
(中川コメント)
年休の5日強制付与は平成31年4月からスタートです。
今から準備しましょう。
─────────────────────────────────
 ■ 拍子抜けするほど簡単な賃金制度の作り方セミナー
   【東京】 平成30年11月27日(火)10時~16時30分
   【東京】 平成31年2月26日(火)10時~16時30分
      http://nakagawa-consul.com/seminar/002.html  
─────────────────────────────────
◆─────────────────────────────────◆
    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
◆─────────────────────────────────◆
ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています。
→ http://form.mag2.com/stewiobour
◆─────────────────────────────────◆
    編集後記      
◆─────────────────────────────────◆
さばを読む
「年を聞かれて、ついさばを読んで答えてしまった」など、数をごまかす
ことを「さばを読む」という。
この言葉は、魚のサバの数え方から生まれた。
大衆魚のサバは、昔から大量に捕れた。
あまりに数多く捕れるため、またすぐに鮮度が落ちることから、一匹一匹
数え上げるのではなく、適当に数えて箱の中に放りこみ、それで売買された。
サバがそんな大ざっぱな数え方をされたところから、数をごまかすことを
「さばを読む」というようになったのだ。
(語源の謎 日本語倶楽部編より)
◆─────────────────────────────────◆
 【経営成功事例】さかもとこーひーに学ぶ増客・増益事例 CD
◆─────────────────────────────────◆
「コーヒーはフルーツだ!」と言う坂本社長いわく、「顧客名簿とハガキが
あれば、お客が増える!」
お客が増える! No.48〈読む・見るCD〉+〈音声CD〉 村上透氏作成
6,000円(税別・送料無料)
下記のご記入のうえ、そのまま返信してください。
在庫少なく、売り切れ次第で販売終了です。
****【 申込書 さかもとこーひーに学ぶ増客・増益事例 CD】*********
社 名
役職名
氏 名
郵便番号
所在地
電 話
******************************************************
◆─────────────────────────────────◆
    ご注意      
◆────
─────────────────────────────◆
このメルマガは、わかりやすさを重視しています。
そのため、用語の使い方、表現の仕方等が不正確な場合があります。
むつかし法律条文をわかりやすく説明するために正確な表現を
犠牲にしています。正確な情報を記載しょうとすれば、お役所の文書と
同じになります。結局わかりにくい記事になり、役に立ちません。
正確な情報を期待される方には、その期待にお応えできません。
このメルマガを解除してください。
このメルマガ記事による損害賠償には一切応じられないことを申し添えます。
◆─────────────────────────────────◆
メールマガジン社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
☆発行責任者 有限会社中川式賃金研究所 所長 中川清徳
☆公式サイト http://nakagawa-consul.com
☆問い合わせ info@nakagawa-consul.com
☆バックナンバー http://archive.mag2.com/0000283000/index.html
☆登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000283000.html
      
◆─────────────────────────────────◆