[残業代] 年俸制にして残業代を払わないことにできるか?

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[料金] 20,000円(税別)
[場所] 東京都中小企業会館(銀座) 
    東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」11出口徒歩1分
    https://www.tokyo-kosha.or.jp/kosha/office/chusho.html
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2020年5月30日号          VOL.4509
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赤身魚より白身魚のほうがくずれやすいのはなぜ?
(続きは編集後記で)
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[残業代] 年俸制にして残業代を払わないことにできるか?
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Q
新型コロナウィルスの影響で、収益が悪化しています。やむを
得ず残業をしてもらうことがありますが、テキパキとする人と
ダラダラする人がいます。
ダラダラする人は残業代が多くなり、テキパキする人は残業代が
少ないという逆現象が起きています。
この際、年俸制にして残業代を払わないようにしたいのです。
A
年俸制にしたとしても、残業代は払う義務があります。
年俸制の中身を明示しなければトラブります。
その典型が残業代です。
裁判では、残業代を明記していないことから残業代は別に払え
という判決となり、会社が敗訴することが多々あります。
労働基準法では労働時間の把握が義務づけられており、
残業をすれば当然残業代を払う義務があります。
したがって、年俸制にしたとしても、残業代はいくらでそれは
何時間分であると明示する必要があります。
プロ野球の年俸制とはことなります。
なお、ダラダラ残業、テキパキ残業は日常の労務管理で
指導することです。年俸制を導入したとしてもその問題は
解決しません。
(中川コメント)
年俸制は、残業代、賞与、退職金などが混在し、報酬の中身が
曖昧になりがちです。
年俸制の導入は推奨しません。
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編集後記      
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赤身魚より白身魚のほうがくずれやすいのはなぜ?
焼いたり煮たりしたとき、赤身の魚は身がしまるのに対して、
白身の魚は身がくずれやすいもの。
試しに、マグロの切り身とアコウダイの切り身でも、同じ時間
焼いて比べてみてください。マグロのほうはよくしまって水分も
ほとんど感じさせず、歯ごたえもある。でもアコウダイのほうは
しまりがなくて、身は小さな板状に簡単にはがすことができます。
煮魚にしたときはもっと顕著で、自身魚の煮くずれには手を焼か
されます。
しかしこれ、魚の筋肉の構成を考えれば、不思議でも何でもない。
魚の肉の筋繊維をつくっている主な物質は、ミオゲンという球状
たんぱく質です。
赤身の魚の場合、この球状たんぱく質を30パーセントぐらい
含んでいるのに対して、白身の魚は20パーセント程度。
なるほど、自身魚のほうが筋肉がやわらかいわけです。
ただし、白身とはいえカレイやヒラメはけっこう身がかためです。
これは、海底近くの水圧の高いところにすんでいるため、身が
しまったのだといわれています。
(食卓知識のウソ217 竹内均著 同文書院刊)
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