[懲戒解雇] 何度も遅刻を繰り返す

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[内容] Excelで社内マニュアル作成 セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 20,000円(税別)
[日程] 11月30日(月) 14時00分~16時00分(2時間)
1月28日(木) 14時00分~16時00分(2時間)
[申込] [Web] https://nakagawa-consul.com/seminar/117_web.html
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    調整できます。メールご相談も可能です。      
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2020年10月25日号 VOL.4656
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なぜ「だれが何をやってるかわからない状態」が生まれるのか
(続きは編集後記で)
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[懲戒解雇] 何度も遅刻を繰り返す
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Aさんは遅刻を繰り返しています。
同僚からはAさんと仕事をしたくない、解雇して欲しいと言われて
います。
懲戒解雇は可能ですか?

結論 懲戒解雇はできない
懲戒解雇は厳しい要件が求められます。
1.就業規則に根拠が明記してあること
2.懲戒事由に該当する事実があること
3.社内通念上相当であること
御社はAさんに注意をするとか、軽い懲戒処分をするとかを
されていません。
それでいきなり懲戒解雇はムリです。
まずは、譴責処分や減給処分をするなどを行いましょう。
同僚から解雇して欲しいと言われたから懲戒解雇したと
いう理由は裁判では通用しません。
遅刻のたびに始末書をとり、訓戒や減給などの懲戒処分を
行って、それでも改善されなければ懲戒解雇も可能でしょう。
どの程度の頻度があれば懲戒解雇がOKかは裁判になってみないと
わかりません。
1~2回程度で懲戒解雇は敗訴する可能性が高いです。
また、注意したときのAさんの態度が重要な判断と一つとなります。
反抗的な態度をとる場合は、懲戒解雇が有効となる可能性が
あります。
懲戒解雇をするより退職勧奨をすることを推奨します。
(中川コメント)
懲戒解雇は、金銭横領などであれば、訴訟でも会社が有利ですが、
遅刻をするなど勤務態度不良では、ハードルが高いです。
下記のセミナーが参考になります。
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[内容] けしからん社員への対応 セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 15,000円(税別)
[日程] 11月4日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
12月2日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
1月20日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] [Web] https://nakagawa-consul.com/seminar/119_web.html
    日程が合わない場合は上記ページ末よりご希望の日程に
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編集後記      
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なぜ「だれが何をやってるかわからない状態」が生まれるのか
・要因
1.会話がない
2.話しにかけづらい空気
3.他人のやり方を知る場がない
・生み出す五つの病
1.新人が孤立する病
2.汗をかくことが美しい病
3.たこつぼ化・属人化病
4.チーム編成・役割分担不完全症候群
5.たすけ合わない病
・お金をかけないで解決する方法 
1.率先して雑談する
2.お互いの取り組みやノウハウを学ぶ場を設ける(事例発表会、
  勉強会など)
3.バックグラウンドを知る機会を設ける(キャリアのたな卸し
  勉強会など)
4.オフィスの端っこに「井戸端」を作ってみる(コーヒーサーバーを
  置くなど)
5.オフタイムのコミュニケーションの場を作る(飲み会でなくても、
  ランチタイムでもOK)
お金をかけなくたって、いまから始められることはたくさんあります。
優秀なリーダー、グローバルで活躍しているリーダーは、
よく雑談します。
自分の経歴や趣味、家族のことなどを積極的に自己開示するとともに、
部下にも興味を示して、相手の話をよく聞きます。
人間って面白いもので、自分に興味を示してくれる相手には、
自分のことを知ってもらいたい、伝えたいって思うようになるんですね。
こうして、お互いの得意技を知ることができ、困ったときに頼りあえる
信頼関係と協力関係が職場に生まれます。
ちなみに、私がかつて勤めていた職場。日本と中国との異拠点
プロジェクトだったのですが、たびたびアフターファイブにテレビ会議
システムで2拠点をつないで、会議室で「リモート宴会」をして
いました(なかなか盛り上がりました)。
離れているメンバー同士でも、工夫次第でコミュニケーションは
十分可能なのです。
(職場の問題地図 沢渡あまね 技術評論社刊より)

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[DVD] 「新人教育を見える化してグングン成長するツール」セミナー
[収録] 1時間5分
[資料] レジメ等46ページ PDFファイルをCDにて配布
[価格] 1万円(税別)
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長 
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