[年休] 半日単位の運用どう変わる

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[内容] けしからん社員への対応 セミナー
[講師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[価格] 15,000円(税別) 同一会社人数不問
[日程] 1月20日(水) 13時30分~16時30分(3時間)
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発行者: 中川清徳  2021年1月11日号 VOL.4734
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法事の時は僧侶は長々とお経を読まなければならない
ホント? ウソ?
(続きは編集後記で)
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[年休] 半日単位の運用どう変わる
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Q.子の看護休暇・親族の介護休暇の時間単位付与について、
  質問があります。育介則の規定上は、「半日単位の休暇」と
  いう文言は消えたようです。当社では、現行(改正前)
  規定に基づき、労使協定を締結し、「1日の所定労働時間数
  の2分の1以外の時間数(午前3時間と午後5時間に分割)」
  を半日と定めています。改正則の施行後、この半日単位休暇
  の運用はどのように変わるのでしょうか。
A.分単位認めて不利益なく
  看護休暇を例に、条文を確認しましょう。法律の本則上、
  休暇は「1日未満の単位」でも取得可能とされています。
  現行(改正前)の育介則では、この1日未満の単位について、
  「半日」と規定しています。しかし、令和3年1月1日から、
  則が改正され、「時間(始業の時刻から連続し、または終業
  の時刻まで連続するもの)」となります。則の規定上は
  「半日」という文言が消滅します。
  一方、改正後の指針では「労使協定により1日未満の休暇
  取得ができなくなった労働者にも、半日単位での休暇取得
  を認める等の弾力的な配慮」を追加で求めています。
  「1日未満の休暇」に関しては、労使協定の締結により、
  業務の性質・実施体制(たとえば、流れ作業)に照らして
  付与が困難な労働者の除外が認められています。
  半日単位なら付与できるけれど、時間単位なら対応が難しい
  業務も考えられ、こうした業務の従事者に関しては、今回
  改正により、1日単位の取得申出しかできなくなるパターン
  もあり得ます。
  こうした場合の対応としては、従来どおり、半日単位の付与
  を認める等の配慮が考えられます。
  それに対して、新たに時間単位取得が可能となる労働者に
  関しては、基本的に半日単位取得を認める必要性は薄いと
  いえます。ですから、半日単位を継続する場合も、「午前
  3時間の2回で1日分として扱うような運用は適切でない」
  と注意を促しています。
  とくに時間未満の端数で午前・午後を分割せざるを得ない
  ような事業所では、分単位(あるいは15分、20分単位等)
  の取得も可能とする等により、午前・午後の取得による
  不利益が生じないような運用が求められます。
(中川コメント)
半日単位の年休付与は、午前と午後で労働時間が異なり
損得が生じる場合があります。
昨年まではそれで問題は無かったのですが、今後は時間単位での
年休付与をすることになります。
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[題名] 半日版 就業規則の作り方 セミナー
[配布] レジメ89ページ 資料120ページ
[講師] 中川清徳(中川式賃金研究所 所長)
[料金] 24,000円(税別) 人数不問
[日時] 1月14日(木) 13時30分~16時30分(3時間)     
 2月8日(月) 13時30分~16時30分(3時間)     
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編集後記      
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法事の時は僧侶は長々とお経を読まなければならない
ホント? ウソ?
答え ウソ
日本の葬儀のスタイルは基本的に仏式である。
仏式で葬儀をしたらその後は節目ごとに法事を執り行うのが
ふつうだ。
初七日に始まり、四十九日、一周忌、三回忌など、その意味も
規模も異なるが、いずれせよ死者を弔うための僧侶のお経は
欠かせない。
お経と聞けばそれだけでありがたい気持ちになるが、じつは僧侶が
法事で読むお経は短縮版であることをご存じだろうか。
というのも、僧侶は一般の人の法事ではあまり長々とお経を
読まないのである。
宗派によっても違うが、お経をすべて読もうとすると2時間は
かかる。しかし、参列者が正座で聞くという状況のなかで、
それをやれば不評を招くことは必至だ。
子どもでなくても飽きてくるし、何より足がしびれてじっと座って
いることなどできないだろう。
法事での読経は20~30分程度におさめるのが適当なので、
たいていの僧侶は自分流の短縮バージョンンをつくっている。
参列者の人数や法事の規模にあわせて、いくつかのバリエー
ションを持っている僧侶も多い。
しかし、ときには「読経を手抜きした」などとクレームをつけ
られることもある。長くても短くても文句を言われるのだから、
僧侶という仕事も楽ではない。
(「あの業界のタブー」より 青春出版 発行)

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