経営者の認知症など不測の事態に対応できる「民事信託」

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[セミナー名] 退職金制度の見直し方セミナー
[資料等] 44ページ
[講 師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日 時] 9月29日(木) 13時30分~16時30分(3時間)
10月27日(木) 13時30分~16時30分(3時間)
11月29日(火) 13時30分~16時30分(3時間)
[受講料] 26,000円(税別) 28,600円(税込)
[申込先] https://nakagawa-consul.com/seminar/004_web.html
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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2022年9月22日

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蟹穴主義が肝要

続きは編集後記で

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経営者の認知症など不測の事態に対応できる「民事信託」
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2.【事業承継】
経営者の認知症など不測の事態に対応できる「民事信託」

・認知症はオーナー経営者の重大なリスク
・認知症対策としての民事信託の活用例
経営者が委託者・受益者、後継が受託者のケース
経営者が委託者、受託者、後継者が受益者のケース
・民事信託の設定方法
民事信託契約を締結する
遺言する
公証証書を作成する(自己信託の場合)

(全6ページ)

(中川コメント)
詳しく知りたい方は下記から情報入手できます。

今月無料配布しているビジネスレポートの一部です。

2.【事業承継】
経営者の認知症など不測の事態に対応できる「民事信託」

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編集後記
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蟹穴主義が肝要

世間には、随分と自分の力を過信して、身の丈をこえた望みを
持つ人もいる。しかし進むことばかり知って、身の丈を守ることを
知らないと、とんだ間違いを引き起こすことがある。

わたしは、「蟹は、甲羅に似せて穴を掘る」という主義で、
「渋沢の身の丈」を守るということを心がけている。
わたしのようなものでも、今から十年ばかり前に「ぜひ大蔵大臣に
なってくれ」だの「日本銀行の総裁になってくれ」だのという交渉
を受けたことがあった。しかし自分は、明治六(1873)年に感ずる
ことがあって、「実業界に穴を掘って入ったのであるから、今さら
その穴を這い出すこともできない」と思い固辞した。

孔子は、「進むべきときは進むが、止まった方がいときは止まり、
退いた方がいときは退く」ともいっておられるが、たしかに人は
その出処進退…仕えるときと辞めるときの決断が大切なのだ。
そうはいっても、身の丈に満足するからといって、意欲的に新し
いことをする気持ちを忘れては何もできない。

だからこそ、「なすべきことを完成させない限り、死んでも故郷
に帰らない」「大きな仕事を成し遂げるためには、細事にこだわ
るべきではない」「男子たるもの、一度決意したなら、ぜひとも
伸るか反るかの快挙を試みるべきだ」といった格言を旨とするの
が大切なのだ。

そして同時に、自分の身の丈を忘れないようにして、バランスを
とらなければならない。孔子は、「欲望のままに振舞っても、
ハメを外さない」といわれたが、この言葉の通りに、身の丈に
満足しながら進むのがよいのである。

(論語と算盤 渋沢栄一 守屋淳訳 ちくま新書より)

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