【賃金】昇給をどうしたらいいのか?
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「平成24年の給与改定 ここがポイント!」セミナー
2月16日(木)13時30分~16時30分 東京銀座にて
3月 8日(木)13時30分~16時30分 東京銀座にて
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給与改定の時期を迎えます。
給与を引き上げることができる経済状況ではありませんが、
昇給ナシというだけでは、良い会社になることはできません。
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
作者: 中川清徳 2012年1月17日号 VOL.1021
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西歴はいつから使われるようになったのか?
(続きは編集後記で)
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【賃金】昇給をどうしたらいいのか?
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
1月の中旬になりました。
また、頭の痛い時期です。
中川:何でですか?
社長:給料を上げなければならないからです。
毎年、苦労しています。
中川:今年はどうするのですか?
社長:新聞報道などを見ながら考えようと思っています。
中川:それで大丈夫ですか?
社長:大丈夫とは思いませんが、他に方法がありません。
中川:社長は給料を決めるとき何を基準に決めていますか?
社長:昨年の昇給額を参考に後はがんばった社員にはプラスアルファし
そうでない社員の場合は昇給額を少なくしています。
中川:ということは毎年給料を上げているのですね?
社長:え?
当然上げるべきでしょう。
定期昇給という言葉があるくらいですから。
中川:そうでしょうか?
もう定期昇給を自動的にする時代ではありませんよ。
社長:え?
でも、定期昇給をしないとヤル気が起きないでしょう。
中川:たしかに定期昇給は一定の効果があります。
しかし、昇給したら人件費が増えますよ。
それで経営が成り立てば喜ばしいことですが。
社長:そのジレンマがあります。
売上は伸びていないのに人件費が増えるので
苦しい経営がますます苦しくなります。
中川:でしょう?
だから定期昇給をする時代ではないのです。
昔の賃金制度は定期昇給があることが前提でした。
それは高度成長時代の話です。
デフレ時代の今は定期昇給は経営の足を引っ張る可能性が
あります。
社長:では、どうしたらいいですか?
中川:まずは賃金の世間相場と従業員の給料を比較することです。
世間相場以上になっている従業員の給料を気前よく
定期昇給するのは疑問です。
社長:逆に世間相場より低い従業員は?
中川:できれば世間並に上げてください。
社長:それはそうです。
世間相場以下の給料を払っていては経営者として
情けないですから。
世間相場はどうしたら分かりますか?
中川:下記から申しこめば年収と月額賃金(残業代込み)の
世間相場の水準を示したグラフに従業員の各人の給料を
プロットして差し上げます。
無料です。
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社長:それはありがたいですね。
その他に昇給で注意することがありますか?
中川:昇給が難しい時代ですが、従業員にはがんばってもらわないと
いけません。
賃金制度を見直して工夫しましょう。
社長:たとえば?
中川:諸手当の見直しです。
家族手当、住宅手当、皆勤手当、精勤手当、管理職手当など
たくさんあります。
一度に見直すのは難しいかもしれませんが、
毎年コツコツとあるべき手当にしていくのです。
社長:なるほど。
さきほど、従業員ががんばるために賃金を見直すと言っていましたが。
中川:たとえば、会社業績に連動して「一致団結手当」を
新設することです。
新設する余力がなければ今ある手当を充当するなどです。
そうすると人件費の上昇を抑えがんばってもらえます。
社長:なるほど。
昇給についてまとまった話をして欲しいですね。
中川:セミナーを開催しますので、そちらにご参加ください。
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社長:いつ開催ですか?
中川:2月16日(木)と3月8日(木)の午後、東京銀座です。
社長:地方から参加する場合は地方の賃金相場を教えてもらえるのですか?
中川:もちろんです。
(中川コメント)
今年の昇給についてセミナーでお話しします。
必ずしも昇給をするとは限らないです。
そのようなやり方を具体的に説明します。
お申し込みをお待ちしています。
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今日はここまで。では、またあした。
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ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています
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【DVD版】 中小企業の賃金制度の作り方
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弊社の主力商品である賃金制度、一般公開セミナーをほぼ毎月開催していま
すが、各地から地元での開催はないのか?との問い合わせをたくさんいただ
きました。
東京では定期的に開催していますが、各地の開催は年に数回程度を予定して
います。
忙しくて東京まで行けない、忙しくてセミナーに参加できない方のために
DVDを作成することにしました。
内容は公開セミナーと同じですが、時間の制約上、評価制度と賃金制度移行の
方法は省略しました。しかし、このDVDで必要な情報を入っています。
よろしかったら下記からお申し込みください。
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編集後記
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西歴はいつから使われるようになったのか?
今日われわれが用いている西暦はイエス・キリストが生まれた年を紀元
(すなわち西暦1年)としている。紀元前を「B・C」と表わしたりするが、
これは「before Christ」(キリスト誕生以前)を略したもの。
ところで、この西暦が使われるようになったのは、イエス・キリストの
誕生から何世紀もたつてからであった。西暦を考えだしたのは、数学と天
文学に通じていたローマの修道院長、ディオニシウスで、6世紀半ばのこと
である。ディオニシウスはキリストが生まれた年を紀元(西暦1世紀)とする
ことにした。これが今日われわれが用いている西暦の始まりである。
したがって、それ以前には実際には西暦ではなく、たとえば西暦1年1月1日
という日は誰も体験したことがなかった。西暦はまず教会で用いられ、それ
がヨーロッパの一般人のあいだに定着するのはそれから数世紀たってからで、
18世紀になって世界中で使われるようになった。
(話題のネタ・雑学の本 幻冬舎文庫より)
では、また明日お会いしましょう!!
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